Tricker’s/トリッカーズ BOURTON(バートン) カントリーは短靴でも楽しめます 

台風が過ぎ去った関西、東海、関東の方は晴れ間が見えてきたようです。

和歌山県は大変な被害にあわれているようですね。

これ以上被害が増えないことだけを祈ります。

今日は台風が過ぎ去った後のためか、少し気温も上がり、先週の水曜日あたりの寒さが嘘のようです。
水曜日は本当に寒かった。

街中はコート姿の人もいましたからね。今日はコートを着なくても済みそうです。

これくらいの過ごしやすい気候が秋らしくて好きです。

やはりこの秋が深まる季節はブーツなどを履いて繰り出したくなってくるのではないでしょうか。

レッドウイングのアイリッシュセッター、ダナーのマウンテンライト、ホワイツのセミドレス

やはりブーツはアメリカのワークブーツがカッコいい!作りはめちゃくちゃ粗いですけどね(笑)

その粗いところが逆にアメリカのワークブーツの良さだったりするのはご愛敬です。

そしてアメリカのワークブーツと肩を並べるのが、イギリスのカントリーブーツでしょう。

各イギリス靴ブランドはそれぞれカントリーブーツを出していますが、やはりトリッカーズのカントリーブーツを凌ぐカントリーブーツを出すブランドはありません。

→トリッカーズの概要についてはこちらから

→トリッカーズのMALTONとSTOWについてはこちらから

男らしさ全開の靴は、いくつになっても男心をくすぐる魅力的な靴なのです!

アメリカのワークブーツとトリッカーズのカントリーブーツが共通しているところは…

作りはそこまで細かくないということ(笑)

そして新品の時よりも履き込んだ後の方がずっとカッコ良くなるということです。

これらのタフな靴は、自分だけの靴にするようにガシガシと履き込んでいくのが楽しみ方です。

過保護に気を遣う靴ではありません。ガシガシ履き込むことが良い経年変化を出すポイントです。

好きな方は真夏であろうと1年中履くブーツですが、大半の方は夏は短靴を履きたいというもの。

それでもカントリーブーツのあの雰囲気を楽しみたいという方もいらっしゃるでしょう。

そんな時におススメしたいのが、トリッカーズの短靴のカントリーシューズ、BOURTON(バートン)です。

トリッカーズのカントリー感を楽しめるのは、何もカントリーブーツだけではありません。

その雰囲気はブリティッシュカントリーそのものなのです。

それでは、BOURTONを見ていきましょう!

目次

BOURTON(バートン) 短靴でも重厚感たっぷり!

BOURTON(バートン)はMALTON M2508を短靴にしたような見た目です。

作りそのものはやはりカントリーブーツと一緒で、細かいという感じもありませんし、パッと見た時その質感はマットで無表情。

履き込んで完成させる、革靴の楽しみ方が詰まったような靴です。

つま先いっぱいにメダリオンがあしらわれ、短く丸いぼてっとしたフォルムは愛すべきイギリス靴そのもの。

前回紹介したチャーチのShannon(シャノン)のようにストームウェルト仕様になっているため、ホコリや雨などの侵入を防ぎます。

実用性もばっちりですね。

そしてカラーバリエーションは豊富です。

エイコーン(ライトブラウンカラー)、エスプレッソ(ダークブラウン)、ブラック、そしてマロン(マホガニーカラー)の4色が定番です。

この中でも人気のカラーはやはりエイコーンとマロンでしょう。

特に私はマロンカラーがおススメです。

色味もどんな服装にも合わせやすく、コーディネートしやすいので、安心感があります。

それでいて、他の国にはないイギリス靴らしいカラーというところが胸にグッと刺さります!

イギリス靴らしいブラウンカラーはブリティッシュスタイルのファッションをより充実させること間違いありません。

サイズ感はラスト4497Sよりもハーフサイズダウンがおススメ

ここまで見ていると、モールトンを短靴にしただけだと思われるかもしれません。

しかし、このバートンとモールトンとは決定的にラストが違います。

モールトンやストウに使われているラストは4497Sですが…

バートンに使われているラストは4444です。

そう、全くの別物です。

この2足を履き比べた、私の感じたサイズ感は、モールトンと比べて、バートンの方が靴の中が全体的に広い印象です。

特に横幅が広く感じられました。縦寸はそんなに変わらないような気がしました。

そして甲が明らかにモールトンよりも高い!

甲が薄い方は、モールトンと同じサイズで買ってしまうと、あとでタンパットやインソールを使ってサイズ調整する必要が出てくる可能性が大です。

足長、横幅、甲の高さ、カカトの収まりなど色々考慮して、私が選ぶサイズ感は…

一般的なイギリス靴よりもハーフサイズダウンするということ。

モールトンが6.5であるならば、バートンは6.0の方がいいと思います。

他にもチャーチのラスト173、クロケットのラスト337、エドワード・グリーンの現行ラスト202が6.5であれば、一つ下げたほうがいいかな~という感じです。

このサイズ感の違いは気を付けましょう!

バートンならどの季節でも気軽に「カントリー」を楽しめます。

バートンは短靴なので、夏場でもモールトンに比べて蒸れにくいので、夏でもイギリスカントリースタイルを楽しみたいという方には、おススメの靴です。

ファッションは流行を追いかけるのではなく、自分にあったスタイルを構築するのが、手っ取り早くお洒落になれるコツです。

イギリス靴が好きなのであれば、徹底的にそのスタイルを極めるのがいいのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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