【靴好き】鏡面磨きをする?しない? これは2択なのか?

靴好きならば必ずいつかはぶつかる問題。

 

それが鏡面磨きをするか?しないか?

という論争です。

 

この話題はよく出てきますが、そもそもこの問題は2択問題なのでしょうか?

 

私はこの問題は◎×問題であるとは考えていません。

 

結論から言えば、

 

TPOに合わせて変える

 

というのが僕の答えです。

 

 

目次

鏡面磨きのやり方

鏡面磨きのやり方は、以前解説したことがあります。

→鏡面磨きのかけ方について詳しくはこちらから

 

 

鏡面磨きは靴のお手入れの全ての行程において、本当に最後の最後、仕上げとして行うものです。

そのため、まずは一度汚れを落とし、保湿をし、色付きのクリームで下地を仕上げてから行う必要があります。

→革靴のお手入れ完全解説!これさえ読めばあなたも靴磨きのマスターになれます!

 

靴の基本のお手入れは慣れてしまえば、簡単な作業ですし、日ごろから靴を手入れしている人であれば、靴の汚れもさしてひどくないですから、全く問題ないことですが、それでも慣れるまでは最初は億劫になるものです。

 

誰でもできることだと思いますが、出かける前に10秒でいいので、馬毛のブラシでブラッシングをしてもらうと、総メンテナンスの時に簡単に済むのでおススメします。

 

出かける前のブラッシングをぜひ習慣化してみてください。

 

ここまで私が言っているのには理由がきちんとあります。当然なのですが、表面が乾燥したり擦れて荒れている状態の革でいくら鏡面磨きをしようとしても、いつまで経っても光ってこないのです。

ですから、鏡面磨きをしようとお考えなのであれば、まずは日頃のメンテナンスが完璧にできるようになってから、ということなのです。

 

 

見た目の問題と革への問題と

さて、鏡面磨きをかけるか?かけないか?

という論争が起きる理由として、2つ挙げられます。

 

①見た目

まず見た目の問題です。TPOを考えずに、杓子定規で鏡面磨きをしているというのもどうかと思う場面があります。例えばお葬式の場であんまり光っている靴を履いていくのも、個人的には気が引けるところがあります。

また、靴を磨いているということはやはり目立つわけですから、控えめでストイックな印象にまとめたい方にとっては、鏡面磨きの靴は見た目的に派手に感じるのです。

 

しかし、逆を言えば、これらすべての裏返しが鏡面磨きのメリットになるわけです。

 

結婚式の場など華やかシーンにおいて、つま先をしっかり光らせた靴を履くのは気分も良いものです。

ちょっとしたレストランやホテルに行くときなんかも鏡面磨きをしていると良かったりします。

足元を見られることがあるので、「自分はきちんと手入れしていますよ」というのを表すためにも、鏡面磨きをしているのは有効になります。

 

 

②革への問題

鏡面磨きの仕組みは、ロウで毛穴をつぶして平らな膜を張ることで、光って見えるようになるというからくりになっています。

 

私はやはり鏡面磨きをすること自体、あまり革に優しい行為だと思っていません。

 

肌に優しいと考えて化粧する女性だっていないはずです。

 

あくまで鏡面磨きというのは、メイクアップなのです。

 

近頃は靴磨きの職人さんたちの選手権大会などがあって、ある種靴磨きへの関心が今はピークに来ている時期なのかと思います。

 

靴磨き職人さんたちの多くは、より光の陰影を際立たせるために、靴の両サイドまで含めてワックスを塗って光らせますが、屈曲部に膜を張る行為も、革にはあまりいいことではないと私は思っています。

 

ただし、これも靴との付き合い方、お手入れ次第とも考えています。

 

やはり光らせたほうが靴は美しく見えるものです。

 

鏡面磨きをして、しばらくしたらきちんと鏡面磨きを落として保湿をしなおせばだけの話です。

鏡面磨きは一度すると、なかなかワックスが取りにくいのです。このワックスを落とすのにはいくつかコツがあるのですが…

 

 

 

ブートブラックのハイシャインクリーナーを使うことです。

 

鏡面磨きを落とすことが出来ない人は、果てに、鏡面磨きをかけたまま放置してしまうものです。結果、革が劣化していくのです。

 

鏡面磨きを落とすということも含めて、お手入れが完璧にできる人が少ないと私は感じます。

 

どうしても鏡面磨きに対してマイナスイメージというのが消え切らないのはこういうところに問題があるからではないかと思ったりもします。

 

 

私の場合は基本鏡面磨きをしません

さて、そんな私の場合ですが、鏡面磨きをするかどうかというと…

 

 

基本鏡面磨きをしません。

 

 

良く仕事でも移動することが多いので、気が付くとせっかく磨いたつま先が傷だらけになったりするからです。鏡面部分が傷ついた後のリカバリーも慣れてさえいれば、簡単に直せたりするものですが、またかけ直さなければいけないというのがもう面倒くさくてたまりません。

 

 

リカバリーの仕方がわかっていても面倒くさいのです。

 

 

また、全体があまりに光っている靴を履くのも、地味目にまとめたいと思う自分には不似合いかと思っているのです。

 

 

ですから、私はTPOで鏡面磨きをするかしないかを決めています。

 

  • 結婚式などのハレの場面では磨く
  • ビジネスで初めてお会いする方がいらっしゃれば磨いておく

 

 

こんな感じです。理屈もありません。

 

そして仕事がどんなに忙しくても、一度鏡面磨きをかけた靴は1か月をめどに、全てクリーナーで鏡面磨き共々落としてすっぴんにしています。

 

鏡面磨きをしたがる人に限って、靴が汚いという話を靴屋さんで聞いたことがあるのですが、まさにその通りだと思います。

 

 

まずは靴の手入れを完璧にしてから、鏡面磨きにトライしてください。

 

 

そしてきちんと鏡面磨きのメリット・デメリットを把握して、そのうえで初めて行うべきなのではないかと思います。

 

 

改めて鏡面磨きに考えていきましょうね!

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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