いや~、急に暑くなったり大変な気候ですね。これ、あと10年したら一体地球どうなっちゃうの?と思っている次第です。
こうなってくると、いよいよクールビズの出番なわけです。取引先企業を見ていてもだいぶ軽い服装になってきているのを実感します。
すでにクールビズが始まっているのか、ノーネクタイ、ノージャケットという人もごく少数見かけます。
今回は輝けライフ!が考えるクールビズをお伝えしていきたいと思います。
目次
クールビズがますます進む理由
クールビズが進む理由はただひとつ。
気温が高くなっているためです。
年々春も秋もなくなり、気温が27℃以上になる日がどんどん増えてきています。
また、脱スーツを進める勢力も強まっています。
いつだかマツコ・デラックスが「真夏にスーツを着るのを法律で禁止してほしい」と話したことが話題になりました。
また、シリコンバレーではスーツを生産性のないもの、また既存概念への反抗という意味合いをもって、スーツを着ないそうです。
そもそもスーツが生まれた国であるイギリスの軍隊ですら、熱帯地方の植民地では短パンを履いていたわけですから、それくらいの都合は考えて欲しいと思うのも一理あります。
しかし、だからといって「なんでもかんでもTシャツに半パンではいけない」とも思うのが節度ある大人の考えではないでしょうか。
シリコンバレーだのマツコだのをごちゃ混ぜにしないこと
たしかに私も真夏にスーツを着るのは辛いです。
でも、外に出て歩いている時もジャケットを羽織るわけではありません。
ジャケットを着てこなくていいですよ、と公言している企業さんに出向くときは、私もジャケットを着ていかないときもあります。それは相手の企業のスタイルに合わせるからです。
それを「いやいや、お得意様ですから!」といって暑苦しい恰好でいっても、向こうの気持ちにも悪影響を及ぼしかねません。
逆に公言していても、お偉方と会うときはジャケットを持っていくこともあります。
隙がないように見せる為のコスチュームといったところでしょうか。
いわゆる「空気を読む」ということですね。
しかし、この暑さがそうさせるのか?一緒くたにスーツ撤廃を求める人がいますが、それはこの「空気を読む」ということが出来ない人の言い訳のようにも聞こえます。
「装うもの」は、自分の立ち位置を明確にしたり、潜在的意識を表したりするものです。
それをないがしろにしているのは、5流の人間がやることだと思います。
シリコンバレーではただ単に生産性がないと捉えているためだけで、スーツを着ないわけではありません。
「東海岸の旧弊的にスーツを着ている人間よりも、既成概念にとらわれず、イノベーションを生みだす!」という意味合いが込められているのです。
いつしかこのサイトで「スティーブ・ジョブズも銀行に融資を申し込みに行くときはブリオーニのスーツを着こんでいた」という話をしたことがありました。
彼も「表面上の装い」ではなく、TPOを重視した「適切な装い」をしていたという証拠です。
装うもので自分の表現をするということにとても注意を払っているんですね。
それをわからずして、マツコの話に乗っかっているだけでは情緒の欠片もない人間という事になってしまいます。
ここら辺をごちゃ混ぜにしているようではいけません。
恐らく当サイトを常日頃ご覧頂いている人の99.999999%はこうではないと思いますが…。
あなたが人生最大の買い物、家を買うときに、その営業マンがTシャツと短パン、ビーチサンダルで現れたらどう思うでしょうか?
「えっ…?」とはならないでしょうか?
以前、私も仕事の打ち合わせでTシャツと短パン、ビーチサンダルで現れた人をみたことがありますが、これが仕事として会うのは初めてだったので、流石にギョッとしたのを覚えています。
アロハシャツの本場、ハワイでさえ、リゾートフォーマルではサンダルは禁止という場面を設けているところが多いというのに、一体全体何を勘違いしているのか?と思ったのです。
私は、そもそも真夏はTシャツに短パンですら暑い訳だから、どうせなら場面場面に合ったカチッとしたスタイルを見出さないといけないと感じています。
装いの重要性は多くの人が語っています。
色々な考えはあると思いますが、それゆえに多種多様な服装の職場があるのは百も承知!
と、いうことで色んなスタイルの「クールビズ」を考えてみました。
スーツ着用が基本の職場の場合
私の知り合いの金融系コンサルタントの方は、真夏でも3ピーススーツを着用されています。「とにかく一番形になって損得がわかるものは、お金。そのお金を取り扱っている人間の格好がだらしがなくていいわけがない」。というのが持論です。
聞いているだけで汗が吹き出しそうですが、そこまで気を使っている人もいるというわけです。
私も真夏に3ピースを着るのは、さすがに暑苦しいと思います(笑)
スーツを着なければならない職場であるならば、フレスコ素材で通気性の良いスーツを羽織ることをお勧めします。
|
|
|
また、足元からその軽やかさを演出できます。
プレーンなシングルモンクストラップシューズが今季おすすめです。
|
|
|
さすがにタッセルローファーではカジュアルすぎるかと思うので、ビジカジに使いましょう。
ジャケットスタイルは保たなければいけない職場の場合
ジャケットスタイルになるとちょっと頭を悩ますかもしれません。
迷いぬいた場合は、結論としてはウール素材の物を選べばいいと思います。もしくはウールに麻などが混紡素材。
|
ウールというと、暑苦しいイメージがあるかもしれませんが、サマーウールは快適です。
職場さえ良ければ、シアサッカーはおすすめです!
|
かる~いシアサッカー素材はその織り方によって、肌との接地面が少ないために涼しく感じられていいかもしれません。
コットンや麻なんかも季節感が出ていいでしょう。
|
ただし、コットンは薄いものにしないと通気性に劣るために暑くなるので気を付けましょう。
|
足元はタッセルローファーやコインローファーなどのローファー系が軽やかでいいですね。
|
|
スニーカーは…ちょっとカジュアル色が強すぎるかもしれませんが、最近では組み合わせていることも多いですね。
もちろんさっき話したモンクストラップもいいかもしれません。
|
Tシャツと短パンの職場の場合
ん~。ここまでのスタイルは考えたことがありませんが、もはやなんでもいいじゃんないですかね?
変なキャラTとか着なければいいのでしょうか?
足元はエスパドリーユとかでいいのかな?ここまで着崩れると着こなしを考えることそのものが無駄な気がします。だってそんな格好なんだもの。
TPOを優先した装いを意識しましょう
一口にクールビズといっても、どの装いがいいのかわからないことも多いですよね。
スーツは夏には夏用の素材があるので、そういったものをよく聞いて選ぶといいと思います。
社会というのは自分1人で動いているものではありません。必ず自分を取り巻く環境があって、自分はその構成員の1人であるということを認識すること。これがクールビズ期間の着こなしのキーポイントになります。
ただ、だらしない格好をするのではなく、TPOをよく考えて、場に適していて、自分をより魅力的にみせるスタイルを作りだしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
|