まだまだ微妙な湿度と気温でしょうか?
相も変わらず、ネクタイを締めていない人が多いですね。
10月になったというのに、クールビズは解除されていないようです。
装うということに対して、考えることが出来なくなっているのでしょうね。
これでは興味が無いということを通り越して、認知障害だと思ってしまいますよ…
確かに暑いのは暑いけれど、夜になればだいぶ涼しくてシャツ1枚は逆に辛いと思うのですがね。
周りがネクタイしていないからネクタイしないというよくわからず、必要の無い気配りはする必要は無いのではないでしょうか。
それは靴のドレスコードに対する認知でもよくわかります。
当サイトを日頃訪問される方の性質も大きく関係するところではあるかと思いますが、以前当サイトでアンケート調査をしたときも、職場でチャッカブーツを履いても問題ないと答える人が多くを占めていました。
→あなたの会社はどのデザインの靴まで履けますか? 輝けライフ!アンケート調査!
と、ひとり街行く人を見る一方、バシッとお洒落をしている人を見ると何とも気分が良いものです。
世の中が100年に1度のパラダイムシフトで大変革を迎えている中、うまく世の中との距離感を取りつつ華麗に着こなすさまは痺れます!
もう10月も3分の1が終わっているのですから、秋冬を意識した装いに変えていくべきなのです。
今回は秋冬の装いにぴたっとマッチングするモデルを紹介します。
久々のクロケット&ジョーンズから、HARDWICK(ハードウィック)です!
目次
クロケット&ジョーンズ HARDWICK(ハードウィック)
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)のHARDWICK(ハードウィック)はオーソドックスなラウンドトウと程よいノーズの長さがバランスの良いUチップの靴です。
クロケット&ジョーンズらしく、コバの張り出しはやや控えめでスッキリした印象になっています。
もちろん製法はイギリス靴ブランド伝統の、グッドイヤーウェルト製法で出来ているためタフネスな作りとなっています。
つま先のモカ縫いも十分丁寧です。つま先のステッチはエドワードグリーンのDover(ドーバー)のようにスキンステッチになっているわけではありませんが、これだって十分綺麗です。スキンステッチになるだけで値段が跳ね上がったりするので、実用性と品質のバランスというのは、これくらいが良いのかもしれません。
ソールはダイナイトソールでおなじみのイギリスはハルボロラバー社のシティソールです。
近頃のクロケット&ジョーンズではすっかりおなじみのソールになりました。
ダイナイトソールと比べ、突起がないため、ソールに凹凸がなくなり、よりスマートさが際立ちます。
イギリス靴ブランドの中でも、スマートなラスト(木型)によるシルエット美を訴えるのが得意なクロケット&ジョーンズに持ってこいのソールといえます。
凹凸はなくなっても、グリップ力は損なわないように工夫を凝らしているそうです。
このハードウィックはスエードですから、雨の日にも安心して履くことができますね。
雨の日にスエードを履いていいの?と感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、スエードは雨の日にこそ履いていただきたい丈夫な素材です。
→雨の日にこそスエード靴です! 詳しくはこちらをご覧ください
クロケット&ジョーンズ ラスト341
ラスト341は2003年に生まれたラストで、主にレギュラーラインのクロケット&ジョーンズの靴に採用されるラストです。クロケット&ジョーンズのホームページでは、ラスト360とラスト363とサイズ感はほぼ一緒という紹介があります。
カカトは正直、日本人向けではなく、ヒールカップもやや大きい感じがありますが、ソールが馴染んで返りがついてくるとカカトの収まりは解消されていきます。
オンスタイル、オフスタイルどちらにも◎
さて、このUチップという靴ですが、イギリスでは狩猟の際に履かれる靴として発展してきた歴史があります。
そのため、スポーティーなスタイルによく合います。
スーツに合わせるのであれば、素材感のあるものや柄ものと一緒に合わせるといいでしょう。
|
|
こんな感じのものですね。
ジャケパンなどのオフスタイルであれば…
|
まさしくこんなシューティングジャケットと合わせれば、それだけで十分ではないかと思います。
他にはキング・オブ・ブルゾンことバラクータG9大先生!
|
いや~、最高に合いますね。このブルゾンは。イギリス出身ブランド同士自然に調和がとれます。バラクータG9の守備範囲の広さというのにいつも驚かされてばかりなのですが…(笑)
ぜひ、この靴を通して、季節季節の洋服を楽しんで頂けると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
|