イングリッシュギルドも値上げしてしまうのではないかと不安な男

どうも。

先日サフィールブランドの商品の値上げのお話をさせていただきました。

サフィール商品の値上げは9月2日からになるそうですが、

増税前に値上げとくれば一般の消費者にはたまったもんではありません。

幸いにして靴クリームは1つ購入すれば、よほど足数が多い方か、もしくはよほど一回のお手入れで大量にクリームを使う人でない限り(大量にクリーム使うのは全くダメなお手入れですが)はそうそう減ってしまって買い替える必要もないものなので、たっぷりクリームが残っていれば問題ないと思います。

特にサフィールノワールのクレム1925は油性クリームのため、水分が入っていません。

そのため、乳化性クリームにありがちな、何年か下駄箱の中に放っておいたらいつの間にか水分が抜けてガビガビになっていた…なんていうことはまずありません。

もちろんふたを開けっぱなしにしておけば、何かしらの劣化は起こるでしょうから、そういった管理の不届きは例外としての話です。

このサフィールのクレム1925は革靴好きであれば、絶対に知っているはずであろうシュークリームですし、一度はこのクリームを買って靴磨きに挑戦してみた方も多いのではないでしょうか。かくいう私もそんなミーハーな人の1人です。

決してミーハーの浮ついた人が買う”軽い”アイテムというわけではなく、しっかり光沢感がバリっと出ますので、内容も満足できるクリームであることは間違いありません。

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まだこのクリームを購入したことがない方はぜひ一度試してもらいたい銘品です。

あと個人的にめちゃくちゃ気に入っているのが、サフィールノワールのビーズワックスポリッシュです。

しっかりギラッと光沢感が出るのですが、みずみずしさのある濡れたような光沢感もあり、とっても輝きとして落ち着いているのが特徴です。

一回このワックスに慣れてしまうと、他のワックスが使えないと感じてしまうくらいに美しい光り方をしてくれます。

クレム1925もビーズワックスポリッシュもどちらもそう簡単に劣化するものではないので、買いだめするチャンス!

・・・かも?

ハードブレグジットになったらイングリッシュギルドも値上げとかになってしまうん?

そして、これは確定でもなんでもなく、ただの私の不安なのですが、イギリスのシューケアアイテムで有名なイングリッシュギルドクリーム。

ただいまイギリスは脱EUに向けてごたごたとしていますが、新たにイギリスの首相となったボリス・ジョンソン氏は皆さんご存知のとおり、イギリス版トランプと言われているくらい、主張の激しい人です。

そして彼は発言と彼の周りを固める閣僚の顔ぶれを見る限り、ゴリゴリのEU離脱派と言われています。

クリームの原材料がどこまで、イギリス国外のものを使っているのかわかりませんが、何かのきっかけでイングリッシュギルドのクリームも値上げなんてことになるんじゃないかと、勝手に一人でハラハラしています。

こういうことを書いて不安をあおるのは良くないことだと思っていますが、とにかく不安なんです。

なぜならこのクリーム、本当によく光るからです。

仕上がりが非常に美しいんです。ちょっと脂ぎりすぎていて、空気中のホコリがクリームに絡んで、靴の上で固まってしまうこともあるのですが、量さえ気を付けて適量の使用を心がけていれば、上品な光沢感を全面に得られることは間違いありません。

一応、輸入販売元のR&Dさんとしては、顔料ベースのクリームとして販売をしていますが、実際に使用してみるとかなり染料も強いクリームであることがわかります。

色がしっかり入ります。白っぽくなってしまった靴には効果てきめんであることは間違いありません。

靴の手入れをする際も新聞紙を敷いたり、広いところでやるように注意をしないと、玄関先の壁紙にくっついたりした場合、その部分がしっかり染まってしまって色が抜けないくらいです。顔料だけだったら結構とれるものですが、このクリームは本当に色がとれません。

賃貸アパートなどで大家がうるさい人なんかはマジで細心の注意を払ってこのクリームは扱ったほうが良いと思います。

逆を言えば、それだけ内容面で充実しているクリームであるということです。

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これも購入したことがない方は絶対に試してみるべきクリームの1つだと強く推奨します。

ちくしょう!こんなことだったら黒のクリームをもう一個くらい買いだめしておけばよかった!なんてことにならないように動向を注意深く見ていきたいと思います。

靴も値上がり、消費税も上がり、さらにはシューケアアイテムも値上がる…

靴好きには厳しい時期かもしれません。

でも、今後はイタリア、フランス、スペインといったEU加盟国の革靴は関税撤廃になるため、安く日本で購入することになるはずです。EUが崩壊でもしない限り。

イギリスは残念ながらEUを脱退してしまうため、関税撤廃の流れには全く乗れず、イギリス靴ファンには非常に寂しいことになってしまうかもしれませんが、視野を広げて、色んな靴をみれば結構楽しいものですよ。

そろそろいい加減、丸っこいオンオフどちらにも履ける靴、というのは流れがストップしていくような気がします。

やはりオンはオン、オフはオフと履き分けることが洒落者であると私も思います。。。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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