チャーチ ラスト136 OFFICE COLECCTION チャーチの新定番ラストを紹介!

新幹線に亀裂の入っていたニュースをみて考えてしまいました。あと一歩でとんでもないことになっていましたね。最近日本の技術力に陰りが見えているのが個人的にとても悲しくあります。

やはり給与が伸び悩むのが影響しているのでしょうか。優秀な人ほど海外に出ていってしまうのは、これはもうしょうがないことなのでしょうか。

サビ残当然!休日出勤当然!というのは、給料が安定的に伸び、会社員が働けば働くだけ対価をもらえていた時代の話であって、きちんと成果も出しているのに給与はほとんど伸びないのでは嫌気がさすのは当然です。

日本の経営者も経営の在り方を問い直す時期に入っているのではないでしょうかねぇ。

と、ちょっと恨みっぽいことを書いてしまいましたが…(笑)

ここのところチャーチの記事をあげていたら、コメントを頂きました。

お褒めの言葉まで頂き恐縮です。こういうのが本当にサイト運営の励みになります。ありがとうございます。

記事を見返すと、自分が思っている以上に誤字脱字があったりして恥ずかしいばかりです。

大した情報ではないのですが、少しでも皆様の歩む輝かしいライフの一助になれば幸いです…。

うーん、こう書くと妙な雰囲気が出ますが、管理人自身は決して怪しい団体等の人間ではない、ごくありふれたサラリーマンなのでご安心ください(笑)

さて、今回は現在のチャーチの定番となったラスト136の靴について、紹介していきたいと思います。

目次

ラスト136 Officeコレクション 

ラスト136は、もともと現行のチャーチのトライアルラインである、シティコレクション専用のラストとして生み出されました。

当時のシティコレクションは、その名前の通り、世界の都市名がモデルネームになっており、中をキャンバスライニングにしたり甲革のレザーをスペイン産のものにしたりしてコストダウンを実現させていました。

現在はOFFICE COLLECTION(オフィスコレクション)というネームになりました。

コレクションネームを変え、他のモデルと同じ品質の革を使い、中のライニングもレザーになっています。

よって使っている素材も上質になり、Custom Gradeのラインまで、格も引き上げられました。今のラスト136は廉価版チャーチではなくなっています。

それでいて、気持ちコンサルなどよりも値付けはおおよそ5,000円から1万円近くお求めやすくなっているので、チャーチの中でも手が出しやすいコレクションになっています。

ラストの特徴としては、ロングノーズで現代的な見た目になっており、履き心地もやや大きく作られています。

ラスト173で7.0Fであれば、このラスト136は6.5Fでワンサイズ落として履いた方が良いでしょう。

同じサイズで履くと、カカト周りがゆるくなってしまいます。

実際それくらいサイズ感は変わります。

ただし、指幅がある方は同じサイズでもいいと思います。

実際私はラスト173も136も同じサイズで履いています。

ヒールカップはイギリス靴の中でかなり絞り込まれているほうで、ホールド感は抜群です。

土踏まずもかなり絞り込まれており、美しいラインを描いています。

ロングノーズなのに、コバが張り出しているのが現行のチャーチらしい印象です。

指幅がある人には辛いかも

ボールジョイントより先の指先にかけてのシェイプが非常に強いラストです。

指幅がある方にはちょっと辛いラストかもしれません。

新定番となったわりには日本では見かけない

さて、このラスト136を使ったモデルは本国のホームページを見ても展開が多く、現在のチャーチのブランドイメージにもなっています。

しかし、その割には百貨店などでは見かけません。

それは日本の市場では、まだまだチャーチ=クラシカルなイギリス靴というイメージが抜け切れていないからでしょう。

また、ロングノーズの靴であれば、イタリア靴のほうが上手にデザインしますし、同じイギリス靴ブランドならクロケット&ジョーンズに軍配があがり、わざわざチャーチの靴で展開する必要がないというところに落ち着くのでしょう。そういった理由からかあまり日本では見かけることのないコレクションです。

オフィスコレクションになってもモデル名は相変わらず都市名

さて、このオフィスコレクションになっても、モデル名は相変わらず都市名です。

① 内羽根ストレートチップのDubai(ドバイ)

② 内羽根セミブローグのToronto(トロント)

③ 内羽根ウイングチップのBerlin(ベルリン)

④ 3アイレットダービーのOslo(オスロ)

⑤ ダブルモンクのDetroit(デトロイト)

⑥ 3アイレットチャッカブーツのAmsterdam(アムステルダム)

⑦ ダブルモンクウイングチップのChicago(シカゴ)

⑧ サイドゴアブーツのHouston(ヒューストン)

チャーチの本国のホームページにて、こちらのモデルは全て写真を見ることができるので、お時間があったら見てみてください。

→Church’s OFFICE COLLECTIONはこちらから

今はこの8モデルを主に展開しています。ひょっとしたらどこかの国で、デザインの違うオフィスコレクションの靴があるかもしれません。

ホームページやカタログに載っていないモデルも実はあるのが、チャーチの面白いところで、マニア心をくすぐります。

ロングノーズで土踏まずが強く絞り込まれた立体的なラストによってすっきりしている中に、チャーチらしいコバの張り出しがあるので、力強く男らしさもある靴です。

イギリス靴は試してみたいけど、あまり重苦しいのは…という方でもとっつきやすいコレクションになっています。

ぜひ新しいチャーチの側面に触れてみてください!

私はオスロを買いました!オスロについて詳しいことはこちらから!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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