チーニー Oliver(オリバー) ショートサイドゴアは今ではちょっと珍しい?

輝けライフ!を運営して、あと少しで一年となります。

なんだか早いようで、長かったようなそんな一年でした。たった一年の間に色々な出来事が起きて、ちょっとしたことは遠い昔に起こったような気さえする、濃い一年でした。

改めていつも当サイトの更新をご覧いただいている方々に感謝申し上げます。

このサイトを運営していて、ひとつ気軽でいいな、と思うのが、季節商品にこだわらずに商品紹介が出来ることですね。

仮に自分が雑誌の編集者であったりしたら、その季節、雑誌が発売される時期を想定して構想を練らなければいけませんが、このサイトの場合、いったんインターネット上に情報を上げてしまいさえすれば、情報を必要としている人に季節を問わずに必要な情報を提供することができるので、そういったわだかまりだとか、もどかしさというのは一切ないのが、個人運営サイトの大きなメリットであると思います。

さて、そんな今回の記事は、まさに今の時期はニーズはほとんど高くないだろう商品ですが…

秋冬にはぜひワードローブに取り入れたい靴のひとつである、サイドゴアブーツの話をしていきたいと思います。

一口にサイドゴアブーツといっても、丈の長いものから、丈の短いものまでその種類は様々です。

今回紹介するのはCHEANEY(チーニー)からOliver(オリバー)という一風変わったサイドゴアブーツを紹介したいと思います。

目次

CHEANEY(チーニー) Oliver(オリバー)

CHEANEY(チーニー)のOliver(オリバー)はグッドイヤーウェルト製法によって、作られたサイドゴアブーツです。

ストームウェルトが巻き付けられており、360°ぐるりと一周しています。イギリスのカントリーシューズの基本形ですね。

ストームウェルトが巻きつられていることにより、多少の雨水や、埃の侵入から靴を守ります。

ソールは天然のゴムで作られたクレープソールが使われており、柔らかなクッション性はグッドイヤーウェルト製法の靴の硬さを忘れさせるような作りとなっています。

履き口のカカト側についたウサギの耳のような大きなプルアップを引くことによって、簡単に履くことが出来るのも良い点です。

季節的には秋冬が最適!

スエードは通年履ける靴になりますが、オリバーの場合、クレープソールの厚さもあり、かつストームウェルト付きの360°グッドイヤーウェルト製法になっているため、見た目に重厚感が出て、秋冬にこそ活躍するブーツです。

 

このクレープソールは秋冬に履くと、クレープソール自体の黄色味が枯れ葉の色とマッチしてよりいっそう映えます。

例えばこのような少し茶色の色味が混ざったヘリンボーンのツイードジャケットなんかとは相性が最高です!

ツイードといったらハリスツイード。ハリスツイードも安いものから高いものまで様々ありますが、やはり奇をてらわない素朴さそのものがハリスツイードの醍醐味かと思います。

なお、ハリスツイードはスコットランドに行くと5,000円程度で店先に吊るして売っている簡素なものもありますが、しっかり作り込んだハリスツイードは肉厚で目の詰まった感じは全く別物です。高いハリスツイードは昔ながらに足踏み式の毛織機で時間をかけて織り込んでいくために風合いも別格です。

イギリスの靴ですから、同じ地方のジャケットと合わせると、コーディネートのまとまり感が出て気軽におしゃれな感じがでますよ。

あんまり人の多くないところに出かけるときは、バブアーのオイルドジャケットとかもいいですよね。

ショート丈のサイドゴアブーツという珍しさ

このブーツ見た目からもわかるとおり、ショート丈のちょっと珍しいサイドゴアブーツとなっています。

1960年代~70年代あたりのイギリス靴をみると、丈を問わず、横にゴムがついたエラスッティックタイプの靴が人気だったようですが、今ではすっかりショート丈のサイドゴアブーツは珍しくなってしまいました。

お探しだった方にはたまらない一足でしょう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

スポンサードリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする