007シリーズにて着用されたクロケット&ジョーンズの靴を紹介していきます。
ジェームズ・ボンドの靴というと、チャーチやジョン・ロブを思い起こす人がいるかもしれません。
クロケット&ジョーンズの靴の紹介に入る前に、ジェームズ・ボンドが履く靴について少しだけお話したいと思います。
このことに関しては、後日さらに詳しく説明します。
目次
小説版007と映画版007の服装について
小説版007
まず、原作者のイアン・フレミングが描いた007シリーズと、映画の007シリーズのボンドの服装の趣味は似ているようで、その実情は異なってきます。
小説の007では彼の服装を子細に語っているシーンはほとんどありません。
その中でわずかに描かれている、小説版ジェームズ・ボンドが履いている靴は、「黒のよく磨かれたモカシンの靴」「黒のカジュアルシューズ」とあります。
おそらく黒のコインローファーのような靴を履いていたのではないでしょうか。
3代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアは劇中でも良く黒のローファーを履いていましたが、ロジャームーアの服装は70年代から80年代の典型的なファッションスタイルですから、小説版を踏襲したかというとそういうわけでもないと思いますが…。
映画版007の服装について
さて、映画版ではどういった靴を履いていたかというと、セットアップのスーツに合わせていたのは、私が知る限りでは黒のスムースレザーの靴です。ジャケパンのシーンでは茶色の靴を履いているシーンもあります。
例えば、ジェームズ・ボンドのイメージを世界に植え付けた初代007のショーン・コネリーは黒のダービーシューズを好んで履いていました。
ダニエル・クレイグもSkyfallで3アイレットダービーのHighburyというモデルを履いていました。
さて、少々前置きが長くなりましたが、ジェームズ・ボンド着用モデルのクロケット&ジョーンズの靴を紹介したいと思います。
クロケット&ジョーンズ Islay(アイラ)
スーツスタイル・もしくはジャケパンスタイルではないジェームズ・ボンドの服装は、シリーズを通して少々珍しいかもしれません。
Skyfallの最終決戦では、スコットランドの生家「スカイフォール」でジェームズ・ボンドは戦いますが、その服装はバブアーを着こんだ完全なカントリースタイルです。その服装に合わせたのがIslay(アイラ)になります。
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モデル名からしても完全なスコティッシュですね
スマートでフィット感の良いヒール周りと高さを抑えたラウンドトウのラスト「365」を採用しています。
雨等の悪天候にも対応出来るスペックと上品な見た目を兼ね備えた、イングランド製のラバーソール「ダイナイトソール」をダブルソールにしています。
さらにストームウェルトを組み合わせた重厚な雰囲気です。ストームウェルトは甲革とウェルトの隙間に小石やホコリ、靴内部に水などが浸入しないように巻き付けられたもの。
まさにカントリーブーツ!
甲革にはスコッチグレインレザーでこれまた雨などには強い、強靭な革を使っています。
ボンドが着用したのは上の写真の、ダークブラウンのスコッチグレインレザーのタイプです。
Skyfallのようなスコットランドの厳しい天気も何のその、といったところでしょうか。
カントリーブーツというと、どうしてもトリッカーズのイメージが先行しますが、このクロケット&ジョーンズのIslayは非常に上品な靴にまとまったスマートなカントリーブーツです。
カントリーではありますが、田舎臭さなどを感じさせない都会風味のカントリーブーツに仕上がっています。
イギリス靴ブランドは、各社でカントリーブーツを発売していますが、やはりトリッカーズのカントリーブーツが圧倒的に有名でしょう。
そのトリッカーズにも負けない、カントリーブーツをちょこちょこと発表しているのがクロケット&ジョーンズですが、このIslayはトリッカーズにはない、いえ、トリッカーズ以上の魅力を備えたブーツです。
また、クロケット&ジョーンズだけあって、使われている革はトリッカーズ以上に素晴らしい革も使っています。
クロケット&ジョーンズは他にも、スカイというモデル(これまたスカイ島から名前をとったであろう名前)のカントリーブーツなどトリッカーズに負けず劣らずいいカントリーブーツを出していますので、その雰囲気、質の良さは抜群。
商品単体で見てみても、完成度が非常に高いブーツです。
ボンドも履いたこの魅惑的なブーツ、流通量は決して多くないのか、
ネット通販で出ても即完売になることが非常に多いです。
都心部でも扱っているお店はほとんどありませんので、見つけて、思い立ったらすぐに購入するのが吉です。
365のラストを使用したモデルなら扱っているところがあるので、それで足を合わせてみるのも一つの手ですね。
冬はジェームズ・ボンドを思い起こしながら、Islayで足元を飾ってみてはどうでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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