数あるドレスシューズのデザインの中でもカジュアルな印象を受けるのが、Uチップの靴です。
理由としては、まず外羽根の靴であるということ、そしてモカ縫いがUの字に入っているところにあります。
このUチップのデザインは、もともと1920年代から30年代頃、狩猟用のカントリーシューズとして生まれたデザインと言われています。
ですから、やはり元々は粗野なスポーツシューズであったわけです。
それを言うと、スーツも起源を辿れば略礼装だからスポーティーだろ、という意見が出てきそうですが、そうはいってもネイビーのスーツにゴロンとしたUチップの靴はやはり浮きます。?
Uチップの靴で、エドワード・グリーンのDOVER(ドーバー)のようにスーツスタイルにも問題なく誰でも合わせられる靴のほうが珍しく、やはり基本的にはゴロンとしたフォルムをした靴が多いため、スーツに合わせると妙な印象を与えることもあります。
ゴロンとしたUチップで代表的なのは、パラブーツでしょうか。
こんな感じ
入ることによって、よりカジュアルな雰囲気が高まります。
ただし、先に紹介したエドワード・グリーンのDOVER(ドーバー)のように、スマートなUチップというものもあります。
それがクロケット&ジョーンズのMORETON(モールトン)です。
MORETON(モールトン)
MORETON(モールトン)はクロケット&ジョーンズの中でも人気の高いUチップモデルです。
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採用されるラストは、ワイドな日本人の足にも馴染みやすいと評判の「292」。アウトソールにはイギリス生まれのHarboro Rubber社が手がけるリッジウェイソールを組み合わせています。同社といえばダイナイトソールが有名ですが、こちらも同じくらい有名なソールで、英語で「あぜ道」という名が示すように悪路でもしっかりとグリップ力を発揮してくれつつ、ドレス靴の品格を損なわない美しいデザインが人気となっています。
もちろんグッドイヤーウェルト製法なので、ソールを交換することができ、長く愛用し続けることが可能です。
ラスト292は幅も広く、丸っこく見えやすいラストです。カジュアルに見えやすくなる要因を備えたラストと掛け合わせたUチップが、なぜスーツスタイルにも合わせやすいかというと、羽根の部分からUの字を描くモカ縫いまでの間が長くとられているため、ノーズが長く見え、ドレッシーに見えるためです。
スーツはもちろん、ジャケットスタイル、ジーンズに合わせたオフスタイル、着こなしの幅が広い楽しい靴です。
茶色であれば、綺麗目なカジュアルに。
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スコッチグレインレザーであれば、そのシボ革で柔らかな履き心地とよりラフな雰囲気に。
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いずれの色でも、革でも心強い一足です。スエードタイプもおススメです。
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ローションメンバーに加えてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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