CHEANEY(チーニー) BROAD II(ブロード Ⅱ) シャープなフルブローグ

ここ最近、靴の世界も通り一辺倒のイギリス靴推しから少しずつ変化を見せ始めているような気がします。

イギリス靴といっても、旧来の大きくラウンドしたトウ、捨て寸が短めのフォルムというところまでは流行ってはいません。

昔の物に比べれば、ノーズも長めで、ほっそりしていながらも、デザイン自体は昔ながらのクラシックスタイルというのが共存しているような作りをしているところが多いと感じます。

そういった流れをうまく取り込んでいるのが、クロケット&ジョーンズとチーニーのような気がします。

ファッション自体もクラシック回帰と謳われ、イギリス調のスーツが流行る中、ネクタイの雰囲気だけ少し明るめのグリーンやブラウンカラーの混じったペイズリー柄のものを打ち出しているところもあったりと、ほんの少しだけお堅い雰囲気を崩したようなものが散見されるようになっています。

だからこそ靴もそういったものにしっかりと合うものが欲しいですね。

現代的な雰囲気を取り入れていながらも、少々価格は抑えめの靴が確かにあります。

それがチーニーのブロード Ⅱです。

目次

CHEANEY(チーニー) BROAD II(ブロード Ⅱ)

CHEANEY(チーニー)のBROAD II(ブロード Ⅱ)は、チーニーの中でも入門モデルにあたいするシティコレクションを代表するモデルとなっています。

シティコレクションのモデルは全て11028ラストを採用しています。
適度に長いノーズとエッグトウの組み合わせが、モダンな雰囲気を演出します。

ジョセフチーニーの他のドレスシューズと比べてもやや幅広なウィズになっているのも特徴で、一般的に甲の幅が広いとされている日本人の足型に合いやすいラストになっています。

チーニーのラスト125でタイトで履きにくいと感じる方には、この靴は向いているといえます。

幅の広い靴ではありますが、見た目でボッテリしている雰囲気はなく、肉付きの良いフォルムながらシャープな印象は損ねないようになっています。

その雰囲気がドレッシーさも出してくれています。若いフレッシュな印象も生まれてきます。どっしりと構えた重厚感をアピールするデザインというよりかは、軽快な靴といえるでしょう。

フルブローグのデザイン自体はクラシカルなもので、チーニー125周年を記念して作られた、ラスト125コレクションのモデルのひとつで同ブランドの顔となっている、ARTHUR(アーサー)と同じ、シープホーンメダリオンを配したものとなっています。

入門モデルとはいえど、ギンピングも細かに作られており、パッと見た時に外観を損ねるような雑さや粗っぽさというのもなく端整な作りとなっています。

もちろん、価格帯が上の物と比べれば、その質は劣りますが、革の質も値段と良くマッチした雰囲気で、嫌な安っぽさというのもありません。

履いて、しっかりと手入れをしていれば、その人の雰囲気を損ねるようなこともありません。

ブロードⅡに合わせるスーツはモダンに若々しく

そんなチーニーのブロード Ⅱにはクラシック路線に傾いた、プリーツ入りのパンツやハイライズの股上の深いパンツ、ベルトレスのモデルではなく、ノータックでベルトと合わせて履く、今日において定番となっているスタイルのほうが向いているかと思います。(もちろんプリーツ入りのパンツや、ハイライズのパンツと全く相性が良くないということではありません)

服マニアが着合わせるというよりかは、ビジネスマンが実用的に、趣味に走りすぎない程度の中で合わせるのが自然体でいいような気がします。

このスキャバルの生地を使ったスーツのように、しっかりとした打ち込みのある生地ながらも、柔らかで、3シーズン着れるような、Super100以上で、少し色気の感じさせるようなスタイルの物がよく合うのではないかと思います。

このスーツはパンツもノータックでテーパード仕様のものとなっており、若々しい雰囲気に満ちています。

デザイン自体は王道のネイビーピンストライプですが、フォルムが現代的なのです。

服が好きな人にありがちなのは、自分の趣味に傾倒するあまりに、今日的雰囲気にそぐわない格好に陥ることなのですが、このスーツは良い趣味の範疇で、クラシカルな要素も取り入れており、全く古臭さは感じさせないと思います。

フレッシュな雰囲気を作る靴であれば、とことんフレッシュな装いで合わせてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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