CHEANEY/チーニー シティコレクション代表モデル3選!

ここ数日チーニーのラスト125を褒めちぎる記事が続きました。

→チーニーの概要はこちらから

チーニーのラスト125コレクションは確かに素晴らしいクオリティですが、チーニーのエントリーモデルである、シティコレクションも値段と質のバランスが取れていて、「初めてイギリス靴に挑戦する」という方にもおススメのコレクションです。

シティコレクションにはラスト11028が使用されています。

チーニーの名ラストを紹介したときに、悩んだ末に外したラストで、本当は前の記事でも紹介したいと思っていました。

このラストも履き心地と見た目を両立した素晴らしいものになっています。

目次

チーニー シティコレクションとラスト11028

チーニーのシティコレクションに属するモデルは、全てラスト11028が採用されています。

このラスト11028は、同ブランドの中でもノーズがやや長めで、つま先にかけてシェイプを利かせた形状をしています。

クラシカルでずんぐりとしたフォルムで昔ながらのイギリス靴の雰囲気、というよりも現代的でそのデザインはほんの少しだけイタリア靴に見られるような、コンチネンタル的なシュッとしたデザインになっています。クラシカルよりも現代的な

イギリス経済の中心地である金融街「シティ」の名前を冠するだけあって、デザインは同ブランドの中でも最も都会的といえるでしょう。

しかし、全体がただスマートということではありません。

ボールジョイント(親指の付け根と小指の付け根を結んだ足幅が最も広い部分)が広めになっており、ラスト125よりもゆったりとした履き心地が得られます。

使用されている革はラスト125と同じく、ドイツのワインハイマーの革になっています。

シティコレクションとラスト125コレクションは価格帯が違うため、シティコレクションの革はラスト125に採用されている革とは、若干質感が異なります。

シティコレクションの革には、質と値段のバランスが取れている良質な革が選ばれているため、コストパフォーマンスに優れています。

ワインハイマーの革は、厚みがあり丈夫で、品の良い鈍い光沢感が得られる優れもの。

インポートシューズで、この価格でワインハイマーの丈夫な革を使われているのは、むしろ贅沢なのかもしれません。

シティコレクションの代表3モデル

シティコレクションのモデルは本国で展開されているものも含めると、色々なタイプがあります。

例えば2アイレットダービーのOld(オールド)というモデルや外羽根シングルモンクのMoorgate(ムーアゲイト)などがありますが、日本では特に人気の3モデルがあり、それがシティコレクションの代表モデルとなっています。

それがそれぞれ内羽根のストレートチップのライム、クオーターブローグのフェンチャーチ、ウイングチップのブロードⅡとなっています。さっそく1足つずつ見ていきましょう!

LIME/ライム

ごくごくオーソドックスなストレートチップの靴です。

ラスト125コレクションのアルフレッドと比べると、羽根の部分のステッチがスワンネックではなく、シンプルなステッチになっています。

ラストによって見た目はスマートですが、中は広めに設計されているため履き心地も快適な1足です。

FENCHURCH/フェンチャーチ

アデレード型のクオーターブローグです。パーフォレーション(大小の連続する穴飾りのこと)をアデレード型にすることによって、すっきりとみせています。

穴飾りによる癖の強さは全くなく、固い職業に就かれている方にも使いやすいクオーターブローグです。

BROAD II/ブロード II

ブロードはラストの形状と相まって、スマートなウイングチップになっています。

ウイングチップのデザインによるカジュアルな印象は、ラストによって最小限に留められており、ビジネスシーンにおいて使い勝手の良いウイングチップになっています。

価格帯は全て今なら税込み5万円を切っています。

ポンドが安い今、イギリス靴に挑戦してみたいという方は、ぜひ検討されてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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