タッセルローファーの人気衰退とシングルモンクの流行を予測する

今回は輝けライフ!の独断と偏見の凝り固まった雑記です。

あまり気にせず、こんな意見もあるのかな、くらいに適当に暇つぶしでご覧ください(笑)

今年も色々なニュースがありましたね。池上さんの番組を見て、「あ~、こんなことあったなぁ」と思いだすのですが、あまりに色んな情報が入ってきては出て流れていくので、「これって、今年のニュースだったっけ?」と思うのがいくつかありました(笑)

政治の話はこのサイトではしません。個人的にひとつだけ言うならは、もう不倫関係のニュースは取り扱わないでほしいな~と思います。ドラマにしろ、ニュースにしろそんなのばっかりですね。これが世の中の離婚を助長しているような気がしないでもない。

みんなしてるし、ね?みたいな。

そんな中で「ウチの夫は仕事ができない」というドラマは久々の純愛ドラマの感じがしてよかったです。内容はともかくとして、全体的に温かみのあるドラマだったと思います。色々雑だけどほっこりできました。

今年ではなかったと思うのですが、夫を殺して女友達と逃亡する、なんてとんでもない内容のドラマもありました。本当、こんなのばかりドラマ化される世の中。どこに愛は失われてしまったのでしょうか…。

さて、輝けライフ!では昨年から今年にかけて爆発的に流行った靴のスタイルを考えてみたいと思います。

それはタッセルローファーです。

目次

クロケット&ジョーンズのキャベンディッシュとオールデンばっかり!

今年の雑誌を見ると、どこの雑誌もクロケット&ジョーンズのキャベンディッシュとオールデンのタッセルローファーが爆発的に流行ったと思います。


正確に言えば、昨年からすでに人気で、今年は変化を加えたウイングチップタッセルローファーなどの変形を売り出そうとしていたのが、ビームスなんかをみるとよくわかるのですが、あまりのアクの強さに、ウイングチップタッセルローファーは人気が出なかったようです。まあ、そりゃそうだよな~(笑)

やはり、元祖タッセルローファーのオールデンとクロケット&ジョーンズのキャベンディッシュの2つが席巻しました。もうタッセルローファーはこの2ブランド以外のものはないんじゃないか?と思うくらいの露出でしたね。

まあ、確かにどちらも格好良いローファーだとは思いますし、私自身「タッセルローファーを探している人には」自信を持っておススメできるシンプルで王道のタッセルローファーの両者ですが、私はどちらかというと冷ややかにこの流れを見ていました。

もう、どこのセレクトショップにいっても、タッセルローファーを履いてばかりで見ていて飽き飽きしましたし、フォトスナップに出てくる店員も馬鹿の一つ覚えのようにタッセルローファー。あくびがでるような気持ちでした。

また面白いもので、タッセルローファーを履いているのは総合セレクトショップの店員ばかりで、逆に専門の靴屋さんはほとんどの人がタッセルローファーを履いていなかった、というのも個人的に気になっていました。

やはり、総合セレクトショップの店員と同じような格好をしても面白味がない、と感じたのでしょうか?

専門の靴屋さんの場合、ノルマを達成しないと靴を買わなきゃいけない、というのがあるのかどうかはわかりませんが、服は扱っていないので、服をノルマ達成できなかった罰として買わなければいけないというのはないでしょう。

そのため、靴屋さんの場合、全身マネキンになる必要性は少なく、服装は各々のスタイルを構築しやすいのでしょうね。

「タッセルローファーが流行っていようが何だろうが俺はこれ」という感じで、そういった自分の「スタイル」を持っている人のファッションは見ていて楽しいですし、むしろこっちの方がよっぽど自分のファッションの刺激になります。

これはあくまで私の場合ですし、総合セレクトショップのファッション業界での重要性もわかるんですが…。

輝けライフ!的には、節操なくあれこれと着るものを変えるのはあんまりカッコいいことではないと思います。

まあ、こんなことを思いながら、もうひとつタッセルローファーに関して感じていることがあります。

それはタッセルローファーの弱点です。

タッセルローファーの致命的な弱点はガキっぽいところ

タッセルローファーの最大の弱点は幼く子供っぽく見えるということ。

あえて悪い言い方をするとガキっぽい。

どうしても締まって見えないんですよね。

「夏場のビジカジのシーンにも行けますよ~」

なんて総合セレクトショップの店員は進めて、多くの人が買ったことでしょうが、実際今になってどうお感じなられているのでしょうか。

大人っぽく見えるのは上のジャケットなどでバランスをとるからであって、ただのポロシャツなんかに合わせると頼りなく見えたりするから困ります。

私ならいくらビジカジが進んでいる職場で働いていたとしても、タッセルローファーをチョイスするという選択肢は絶対にありえません。

恐らく、タッセルローファーがここまで人気を博したのは、楽に履きたいけど、スニーカーじゃなく革靴でちょっと洒落て見える靴、という潜在的なニーズと時期がちょうどいいタイミングでマッチして爆発したということでしょう。

しかし、そろそろ私だけでなく、このタッセルローファーの弱点になんとなく気が付き始めている人も出始めているのではないでしょうか。

2016年、冬場でもタッセルローファーを履いている人を街中で見かけましたが、私は今年は1人も見ていません。

みんな実は、もうちょっとキリっと締まって大人っぽく見え、かつ楽さは失わない靴が欲しいのではないでしょうか?

来年はシングルモンクが来るんじゃないか?

輝けライフ!は来年はシングルモンクが人気を高めていくのではないかと思っています。

ダブルモンクにはない、プレーンで清楚な感じが素敵。

チャーチのウエストバリーのようなシングルモンクスリッポンであれば、バックルによる調節も必要としないでそのまま履けます。それでいて、バックルによる締め付けの調節でホールド感は自在ですから、こんな便利なものはありません。

チャーチで例えるならベケット型のオーソドックスなシングルモンクも良いでしょう。

こちらはバックルの着脱が必要ですが、ウエストバリーのリラックス感とカジュアル感は薄まり、キリッと見えます。

今の傾向から行くとウエストバリータイプのシングルモンクスリッポンが人気が強まりそうですが、反発してオーソドックスなシングルモンクが強く出てくるかも?

そもそもこの予想は全く外れるかもしれませんし(笑)

あ、ちなみに意外とどの雑誌でも語られていませんが、チャーチのベケットとウエストバリーはただ単にバックルの大きさが違うシングルモンクというわけではありません。

今お話したように、ベケットはシングルモンクであり、ウエストバリーはシングルモンクスリッポンなのです。

履き口を見えばその差は歴然です。

この違いは覚えておくと、ちょっとだけドヤ顔できます(笑)

私はビジネスシーンで楽な靴を履くなら、シングルモンクを履きたい。

・・・こんなことを思っていたら、本当にシングルモンクが履きたくなってきました。

ウエストバリーではなく、あえてカチッと見えるベケットを休日スタイルに落とし込んでみようかな?

楽しみが増えました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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