101回目は台風とポリッシュドバインダーカーフと

2017年10月22日(日)は第48回衆議院議員選挙当日です。

皆さん投票には行かれたでしょうか?

私は行ってきました。

2016年に選挙権は18歳まで引き下げられました。何事にも興味を示し、なぜ選挙権が18歳以上の人に与えられるのか?なぜ選挙に行くのか?なぜ選挙に行くべきなのか?

改めて考え直す機会なのかもしれません。

結果は予想通りの自民党の大勝でした。

なお、「総選挙」とGoogleで検索をかけると、こうほに「総選挙 結婚」と出てくるのですが、ちょっと悲しいものがあります…。

ちなみに今回は101回目の記事投稿になります。

だからといって何だと言うこともありません。

たまたま古賀シュウさんの「101回目のプロポーズ」での武田鉄矢さんのモノマネを見て腹を抱えて笑っていたので、「101回」というところに妙な縁を感じて、タイトルに101回と入れただけです。

101回目を話題にするくらいだったら、100回目を話題にしろよと思いますが、100回なんて通過点に過ぎません。

1,000回に到達したら話題にしましょうかね。

到達するのは順当に行くと2年後…。

2年後はどんな未来になっているのでしょうか。

さて、今日は選挙当日ということで、台風が直撃する前に早起きして、選挙を済ませて来ました。

朝から所用があったので、ちょっとジャケットを羽織って出かけました。

もちろん雨は強く、風も吹き付けてくるので、足元はどんな格好で行こうかと、少し考えて選んだのは…

Church’s(チャーチ)のShannon(シャノン)

やっぱりこれになりました。

ポリッシュドバインダーカーフは、カーフに樹脂を吹き付けて作った、チャーチのオリジナルのガラス革です。

ガラス革なので、雨などに対する耐水性は抜群です。

チャーチのポリッシュドバインダーカーフの場合、安いガラス革の靴と大きく違い、経年変化を楽しめるという点があります。

その秘密は、もともとガラス革にする必要がないほど、上質な革の上に加工を施しており、その加工自体も薄く出来ているところにあります。

安いガラス革の靴は豚毛のブラシでブラッシングするだけで、毛の跡が傷のように残ってしまうものがありますが、もちろんこのシャノンにはそんなことは起こるはずもなく。

靴のカカトとつま先が当たって擦れた跡もブラッシングするだけで簡単に消えてしまうという、実用性の高さも魅力的です。

製法はストームウェルトがついたグッドイヤーウェルト製法。

一般的なグッドイヤー製法と違い、アッパーとウェルトの間を見ると、もう一枚革が立ち上がっているのが確認できます。

これがストームというパーツです。。ウェルトとアッパーの間を塞ぐ役割を果たすことで、埃や水などの侵入を防ぐ効果があります。

確かに靴の中に水が染み込みにくいのは実感できます。

今日はあちこち歩き回ったので、びしょびしょになってしまいましたが…。

びしょびしょになる中でも、雨によるアッパーの革へのダメージがありませんから、こんな悪天候の日にはうってつけの靴です。

シャノンに使われているラスト103はスポーティーな靴に採用されることが多い、チャーチの名ラストのひとつです。

シャノンはコバの張り出しだけでなく、靴のフォルムも大きく丸みを帯びたデザインで、オールデンの靴よりも更にボリューム感がある靴です。まるでアンパンのような見た目です。

そんな武骨な靴ですが、羽根の部分をみるとスキンステッチ仕様になっており、さりげなく手作業によって作り上げられていることをアピールしています。

このさりげない意匠がシャノンに、オールデンの靴にはないイギリス靴らしい上品さを与えています。

ひと手間加えられているのは、意匠の部分だけではありません。よ~くタンの部分を見てみると…

このように袋状に縫われていることがわかります。羽根とタンの間に隙間のある通常の靴と違い、このように袋状に縫いつけることによより、タンと羽根を一体化させることにより、水や泥汚れが靴の中に入ってくるのを防ぎます。

この作りはもともとカントリーシューズが取り入れていた作り方だそうで、こういったところにもイギリス靴の靴製造の歴史の深さと先人の知恵を感じることができます。

最初はガラス革だし、そのくせ高いし、本当に良いものなんだろうか?と思って買ったのですが、今では買ってよかったと心から思います。まず、こんなデザインの靴はありませんし、唯一無二のデザインを楽しむことができます。

個人的なポイントとしては、オールデンではない靴で、このような感じでポッテリ感を出しているということ。そしてオールデンよりももっと上品な感じにまとまっているということ。作りはチャーチの方がずっと丁寧だと思います。

このシャノンですが、007慰めの報酬でジェームズ・ボンドが着用したというモデルになっています。

何度映画を見ても、シャノンを履いているようには見えないのですが、もしかしたら候補モデルとして貸し出しただけなのかもしれません。

一応公式ではシャノンを履いた、ということになっているので、履いたということにしておきましょう。

世界をまたにかけるスパイが履いていても、おかしくないほど丈夫で、実用性に富んだ靴です。

101回目の記事はシャノンのおススメをして終わりになりますが、

本当にこれ、すごい靴です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

スポンサードリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする