東急プラザ銀座 エドワードグリーン直営店にいってきました

昨日の記事にしたクチネリのコッパンを滑り込みで、手に入れることが出来、大変満足しています(笑)

コッパンが到着したらまたレポートしますが、洋服や靴って、こういう出会いがたまにあるから面白く、そして楽しいですね。

さて今回の記事は、前から気になっていたのですが、ちょこっと見たくらいで、じっくり立ち寄ったことがなかったお店についての記事です。

それは東急プラザ銀座に出来た、エドワード・グリーンの直営店です。

目次

運営はLidea company limited

このエドワード・グリーンのショップを運営しているのは、ストラスブルゴやキートンといった高級ブランドを取り扱うショップの運営もとと同じリデアカンパニーです。

キートンは昨日紹介したブルネロ・クチネリと同じく超高級ブランドの1つです。

スーツ1着が50万円以上という世界ですからね…。

同じ銀座地区にはブリオーニなんかもありますが、こんなブランドの服をポンポン買える人も世の中にはいるわけですね…。ため息が出てしまいます(笑)

個人的なイメージですが、リデアはファッションの傾向からすると、イタリアより。もちろんバランスよくイギリスのブランドなんかも扱っているという感じ。ここ最近のクラシック回帰でよりイギリス風味の印象が強まっている感じですね。

だからこそ、イギリスの本格革靴ブランドの最高峰であるエドワード・グリーンと結びつくのはごく自然なような気がします。

エドワードグリーンの御三家

このサイトではたびたび、Church’s(チャーチ)の靴を記事に取り上げてきました。

そこでよく触れる話題がチャーチの御三家です。

チャーチの御三家とは、

内羽根ストレートチップのConsul(コンサル)

内羽根セミブローグのDiplomat(ディプロマット

内羽根フルブローグのChetwynd(チェットウィンド)

のラスト73の系譜を今なお引き継ぐロングセラー商品です。そこいらのロングセラー商品と比べてもらっては困ります。なぜなら73年も続いているのですから(今これらのモデルが誕生した年を計算したら、ちょうど73年の節目でした!なんという奇遇!)

「御三家」は当サイトが勝手に名付けているだけなのですが、そのチョイスには皆さん納得頂けるのではないでしょうか。

さて、エドワード・グリーンにも御三家と呼べる3つの傑作があります。

内羽根ストレートチップのChelsea(チェルシー)

内羽根セミブローグのCadogan(カドガン)

内羽根フルブローグのMalvern(マルヴァーン)

です。

もちろん同じ内羽根フルブローグのInverness(インヴァネス)や内羽根パンチドキャップトウのBerkley(バークレー)、スキンステッチUチップのDover(ドーバー)なんかも人気ですが、まずはこの3モデルなのではないでしょうか。

エドワード・グリーン御三家に使われているラストは、一般的に202をよくみかけますが、その傑作ラストの202だけでなく、その他にもラスト82のチェルシーなんかも置いてあるので、ラストが足に合わなくて購入を断念…という心配も少なくなり安心ですね。

その他にもストレートチップ型のレイジーマンシューズなど、靴好きを唸らせるちょっと珍しいモデルもあったりと大変面白かったです。

魅力は通年可能なパーソナルオーダー

エドワードグリーンの直営店最大の強みはなんといっても通年可能なパーソナルオーダーです。

ホームページにはこのように書かれています…

Edward Greenでは、お客様がお選びになった仕様でパーソナルな1足を作ることができます。

Edward Greenが保有するパターンの中からスタイルを選ぶことができ、
クオリティや履き心地を最優先に選定された、
種々各色の革が、お選びいただけます。

これらの組合せによって幾通りもの靴が出来上がり、
色々な楽しみ方を見つけることができるでしょう。

http://www.edwardgreen.jp/order/

ふむふむなるほど。

自分の好きなモデル、サイズを選び、好きな革の組み合わせでオーダーすることが可能なんて靴好きにとっては夢のようなシステムです。

マルヴァーンであれば、茶色と白を組み合わせて本格的なスペクテイターシューズを作ってみても素敵ですね。

最後に エドワードグリーンの新ロゴについて

エドワード・グリーンは2015年にロゴを変え、現在も同じロゴを使っています。

エドワード・グリーンはロゴで年代を判別することができ、かつ昔のロゴの方がカッコよかったという意見もチラホラ聞こえてきます。

これは私もエドワード・グリーン銀座店のブログを見て知ったのですが、これはシリル・グリーンという創業者の一人が、自身の出版刊行物に使っていたロゴを復刻して使っているそうです。

さすがイギリス。歴史の固まりのようなエピソードですね。

イギリス靴の醍醐味はその質実剛健な作りもさることながら、1足1足に歴史の重みを感じられるところです。誕生したラストやモデルは比較的最近でも、ずっしりとした時の重みというものを体感できるのです。

その醍醐味を感じるには申し分ないブランドだと改めて感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回伺ったお店

Edward Green Ginza
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5-2-1
東急プラザ銀座1F
営業時間:11:00 – 21:00
TEL:03-3573-6055

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