ブルネロクチネリのコットンパンツが最高に良かった件

鼻をぐしゅぐしゅしていたら、小学生の子に物凄い汚いものを見る目で見られました。

悲しい。

花粉症の方だったら、多くの人が納得いただけると思いますが、お医者さんに行って診察してもらって薬をもらっても、全く効き目がないことも多いのです。

どうか、鼻をぐしゅぐしゅしていても許してほしい…!

さて、今回はレポートです。

以前紹介したブルネロ・クチネリのコットンパンツが昨日の昼届いたので、早速レポートしていきたいと思います。

予想はしていましたが、あまりの質の良さに言葉を失うほど感激しました。美しすぎるとはこのことをいうのです。

目次

嬉しいコットン100% 嬉しい汎用性の高さ

まず、今回私が一番大切にしたポイントがコットン100%だというところ。

そして、もうひとつこだわったのが汎用性の高さです。

イギリスのような野暮ったい感じではなく、オールシーズン使うことができ、どんな素材の物ともマッチングするようなものというところです。簡単に言えば上がスーツのジャケットでも、そのパンツを履いて、ごく自然なブロークンスーツスタイルが完成するかどうかというところが肝だったのです。

イギリスのものだとコットン100%は多くなってくるのですが、全体的にドライすぎて、ちょっと艶っぽいものに合わせるとたちまち全体のバランスがちぐはぐしてくるのが悩みでした。綿100%はユニクロに売っていたのですが、色味が違うのととシルエットラインが絶望的にダサいので却下。

しかし、イタリア系のものはイタリア系の物で悩みがありました。

イタリアのパンツブランドを主として、最近のブランドはどこもかしこもポリウレタンを入れているんですね。

ポリウレタンは様々な名称があります。

スパンデックス、エラスタン、ストレッチ…。

名称が違うので、わかりにくいですが、皆すべて「ポリウレタン」です。

ここでポリウレタンの説明を簡単にします。

ポリウレタンは、1940年頃ドイツで開発された、5~10倍の伸縮性を持つゴムのような繊維です。これが綿などにほんの数パーセント組み込まれているだけで、驚くほど伸び、割とタイトなシルエットのパンツでも無理なく履けるという仕組みです。

その他にも合成皮革で出来たコートや、伸縮性の優れたストレッチ製品やスポーツウェアなどにも使われます。

着るだけで引き締め効果を増加させるという「加圧シャツ」の類もポリウレタンが入っています。

合皮素材は、革のような質感と見た目を持ち、本物の革とは区別が極めて困難になるものも出ています。合皮はコストも落とすことができるので、安く市場に出すことが出来ます。若い女の子がフェイクレザーのジャケットを羽織っているのもそういうわけです。

ポリウレタンはメリットとして、ゴムのような伸縮性があり、加工しやすく、スポーツをする場面で、スポーツウェアなどに応用が利くという点挙げられます。

しかし、その一方で致命的な弱点があります。

寿命が2~3年程度しかないということです。

劣化の始まりは「購入時」からではなく「製造時」からなのです。

また、光などによって劣化速度が早くなります。使えば使うほど劣化は早くなると思っていただいて結構です。

ユニクロやスーパーで売っているような格安なコットンパンツなどであれば、この寿命に納得できますが、1本3万円近くもするコットンパンツにこのウレタンが入っているのが私はどうにも納得できないのです。

1本3万円近くするパンツを2年半で使い捨てるのも、正直どうかと思いませんか?

おまけにウレタン素材の物を身に纏っていると静電気が発生しやすくなるのも難点です。

ヒートテックを着ていると冬場にバチっと来ませんか?私はあれが嫌でヒートテックはすべて捨てました。静電気は体の不調の遠因になるともいわれていますからね。

たしかにウレタンが入っていることにより、美しいシルエットラインを生み出すことはできますが、メーカーが考えているのはそこではなくて、買い替えを強制的に促しているためだとしか、私には思えてなりません。

綿100%であれば、非常に丈夫ですし、ちょっとやそっとのことではダメになりません。

綿は縮むというデメリットがありますが、それはみんな綿製品を使っていればわかっていることですし、何よりまた綿は身に着ければ、その形に戻ります。

そんなわけで、どうせこだわって買うパンツなら、私としてはコットン100%にこだわざるを得なかったのです。

コットンなのにシルクのような触り心地…!

さて、届いたブルネロクチネリのコットンパンツを見ていきましょう。

定価は1本85,000円はくだらない、スーパーコットンパンツ。

ちょっとしたブランド程度ならスーツが買えちゃうレベルですよ…。恐ろしい。

写真に写した製品タグのとおり綿100%です。

その肌触りは…

極上…

こんなコットンを触ったのは、本当に久しぶりでした。シーアイランドコットンでも使っているのでしょうか?

ずっと頬擦りしていたくなるほど滑らかなコットンです。

さながらシルクのような手触り。感動しか生まれません。

ジップはYKK製ですが、ジップの光加減も別次元。いったい何なんだこのブランドは!?

色味が絶妙です

また、色味もイメージどおり、いや想像以上の完璧な色味でした。

私が頼んだのはトープカラーのコットンパンツです。

製品情報ではグレージュと書いてありましたが、ちょっとダークブラウンの色味も加えたトープカラー(グレーとブラウンの中間のような色)といったほうがしっくりきます。

中途半端なブランドだと、美しいトープカラーというのも、なかなか出せないんですよね・

贅沢なことを言っているのはわかっているのですが…色味というのは難しいものですね。

コーディネート例:ダニエルクレイグ風味に着こなす

さて、さっそく履いてみました。もう足を入れただけで滑らかな肌触りにうっとりしてしまいます。

せっかくなんで、ちょっと着こんでコーディネート例を提案します!

いきなり自分で決めたことで、ババっとコーディネートを決めたので、ラペルの幅とタイ幅が合ってなかったり、夏物でこれからクリーニングに出すところのジャケットなのでしわが寄っていますがお許しを(笑)

では、こちら…(恥ずかしい)

イメージはダニエルクレイグが007スペクターで着こなしていたブラウンのジャケパンスタイルです。

もともとジャケットはスーツとしてセットアップになっているものですが、ブロークンスーツスタイルとして、パンツをクチネリの上質なパンツにチェンジ。

足元だけはオリジナリティを出してチャーチのBecket(ベケット)を持ってきました。この昔のイギリス靴のチェスナットカラーは美しいですね。

もちろん、この上にネイビーのジャケットなんかでも良いと思います。

ラフに輝けライフ!お得意のバラクータG9でもいいですしね。

これだけ良いパンツなんです。似合わなかったら罰が当たるってものです。

サイズは50を選びました。日本人サイズでいうところのLサイズですね。

これは表記どおりのサイズ感でした。

ウエスト周りは余裕があるのですが、太股から脛にかけてテーパードがかなり強いパンツなので、普段買っている自分の服のサイズを信じて間違いありませんでした。

セールももう終了間近!急げ!

正直、ここまでクオリティが高く、かつ使い勝手の良いものが、15,000円ほどで手に入るとは夢にも思いませんでした。運が良かったです。

日頃の行いが良かった、ということにします(笑)

私が格安で手に入れたブルネロ・クチネリのパンツのセールもあと3日で終了です!

なんかいいパンツないかな~と思っているあなた。

もしサイズが残っていれば、これほど良いパンツもありませんよ!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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