Paraboot(パラブーツ) REIMS(ランス) ノルウィージャンウェルト製法のコインローファーは圧巻!

今日、街中を歩いているとクロケット&ジョーンズのキャベンディッシュを履いている人を見かけました。

しかし、本当によく見かけるタッセルローファーですね。

靴が好きなので、よ~く人の足元を見つめてしまうんです…。

タッセルローファーだけでなく、コインローファーも見かけるようになったと思います。

ロケット&ジョーンズでいえば、ボストンやハーバードあたりがコインローファーの中でも人気ですね。

と、いうことで今回はローファー、その中でも久々にコインローファーについて書いてみましょう。

コインローファーといえば、わりと日本国民の間では、馴染みの深いローファーではなかろうかと思います。

早ければ中学校、少なくとも高校生になれば、このコインローファーを履くことが多いのではないでしょうか。

多くはハルタのコインローファーですかね?私もこのハルタのコインローファーが好きで、高校を卒業してから10年近く、ずっとゴミ出しに使ったり、近所に買い出しに行く時に使ったりしていました。

もちろんコインローファー自体は、大人になっても履けるものです。

気軽な感じに履きたい時なんかは欠かすことのできないものです。

私が連日紹介している本格靴ブランドにおいても、大体どこのブランドもコインローファーを製造しています。

あのジョン・ロブだってロペスというヒットモデルがあるくらいですからね。

そのロペスとは全く逆のラグジュアリーな雰囲気を出すのが、サントーニやフェランテが手掛けるイタリアのコインローファーです。シュッとしていて、とても好きなデザインです。

さて、イギリス、イタリア、アメリカのコインローファーのどれにも似ていない独特なコインローファーがフランスにはあります。

今回もParaboot(パラブーツ)から。人気のコインローファーを紹介します。

それがREIMS(ランス)です。

Paraboot(パラブーツ) REIMS(ランス)

パラブーツのローファーといえば、真っ先に名前が上がってくるのが、コインローファーのREIMS(ランス)です。

デザインはベーシックなコインローファーを母体としていますが、パラブーツお得意のノルウィージャンウェルト製法によってボリューム満点のシルエットになっています。

ゆえに綺麗目の雰囲気と言うよりは、ガッチリした男の靴!という印象です。

ノルウィージャンウェルト製法はカジュアルな雰囲気にまとまりますね!

ラフに履いてもいいですが、あえてトップスをキレイめのジャケットに合わせても素敵です。

そのボリューム感によって冬場でも寒々しくみえにくいのがランスの良いところ。

冬場は厚手のウールソックスと合わせても良いでしょう。

イタリアの軽快なコインローファーは春夏は素晴らしいのですが、秋も深まり冬場になると、薄いソールとコバのない華奢な見た目によってかなり寒々しく見えるのが難点。

その意味でこのパラブーツのランスはオールシーズン履いて違和感のない、いつでも頼れるカジュアルシューズといえます!

ランスに使われる甲革の素材は多様ですが、やはりリスレザーのものが定番ではないでしょうか? 

「リスレザー」は先日解説したように、カーフレザーにオイルをふんだんに染みこませた、一種のオイルドレザーです。

水分を染みにくくすることで、雨や雪に強くなり、水分を含みすぎることによる革の劣化をしっかり抑えます。クラックもそう簡単には起きません。

また、キズなどにも強いのも嬉しいですね。

ノルウィージャンウェルト製法の靴ですから、雨や雪の日にも高い防水性を発揮してくれます。

→ノルウィージャンウェルト製法について詳しくはこちらから

ノルウィージャンウェルト製法による頑丈さをさらに後押しするのが、自社で生産されるラテックスをつかった独自のラバーソールMARCHE2(マルシェ2)です。

マルシェ2はグリップとクッション性に長けており、長く歩いても疲れにくい特性があります。

マルシェ2ソールはミカエルなんかにも採用されることがあるもので、厚みもあり、カジュアルな雰囲気が出ます。

靴のボリュームに負けないように、トップスなどにアクセントを出して履きこなしましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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