皆さんこんにちは。
だいぶ久しぶりの投稿になってしまい、申し訳ありません。
大変ありがたいことに、「新規投稿待ってます」「お身体の具合が悪いのですか?」というお声をいくつも頂きまして、ずーっと更新しないのは、良くないことだと思い、こうして久々の記事投稿をさせて頂いています。
ご心配をおかけして申し訳ありません。私は元気に何とかやっています。
単純に仕事が忙しい(という言い訳)ために、すっかりサイトの方をいじるのがご無沙汰になってしまいました。
さて、この更新が止まっている間に、新型コロナウイルスの影響によって、世の中は全く姿を変えてしまいました。
平日・休日問わず、人の往来もめっきり減りました。
まるで悪い夢でも見ているのではないかと思うほど、実生活が変わってしまったので、私も戸惑っています。
実は知り合いの知り合い…私はその方とは直接面識がないのですが、その方がコロナウイルスに罹患してしまい、現在入院中だそうです。
いよいよ身近にウイルスがやってきているな、と実感をしています。
老若男女問わず、誰しもが罹患し、そして命の危険にさらされる可能性を秘めているという点1つを取っても、尋常ではないですね。
私はもともと休みの日はひたすら出かける方の性質なのですが、さすがにこの状況において呑気に外に買い物しに行こうとは思えません。
そんな中外界に目を向けてみると、日ごろよく行く飲食店などは、休業しているお店もあれば、やむを得ずオープンして凌いでいるところもあります。
内部留保できているお店とて、売上が1円も立たないのに、家賃と人件費といった固定費が流れていけばひとたまりもありません。
5月6日に緊急事態宣言が解除になる雰囲気は今のところ感じられないですし、仮に緊急事態宣言が解除になったとしても、急に出足は戻らないでしょうから、バッタバタ倒産する会社が続出して、社会が大混乱になるのは火を見るよりも明らかです。
友人の勤める飲食店も、倒産の瀬戸際だそうです。
とにかく都心部では家賃がかかる。これが重く経営者の肩にのしかかるのです。
これを何とか切り抜けるように、救いの手を伸ばすのが、政治家の役目。
もう与党も野党もなんでもいいので、とにかく支援をしてほしい限りです。
オフィス街に勤めるサラリーマンだと、ピンとこない人がいるかもしれませんが、皆さんが通われているそのオフィスが月に一体いくらのお家賃がかかっているのか?
月に一体いくらの人件費がかかっているのか?
これを機会に調べてみたり、考えたりするのもいいかもしれません。
今、この状況では、ごく一部の業界を除いて、頭を抱える経営者しかいないはずです。
「給料もなんとかなるっしょ、満額出るよね」なんて言葉を経営者に言ったら、殴られますよ。
目次
大好きなアパレル業界も阿鼻叫喚
もちろん、この地獄を見ているのは、飲食店だけではありません。
私が大好きなアパレルの業界も、地獄絵図になっています。
https://www.wwdjapan.com/articles/1069628
WWDより
五大陸、J.PRESS、自由区などでおなじみのオンワード樫山も一気にリアル店舗を縮小することに。
縮小するということは、販売員さんも当然職を失うわけです。
https://diamond.jp/articles/-/234908?page=2
ダイアモンド・オンラインより
ポールスチュアート・クレストブリッジ、いや、皆さんに馴染みのあるブランドネームでいえば、三陽山長でお馴染みの三陽商会も縮小。
これも大変なことです。
私も当然ネットショップは使いますし、その頻度も数年前と比べると増えていると思いますが、何でもかんでもオンラインショップになればいいかというと、そうではありません。
やはり試着してみないとわからないこともありますし、実物を見てみて、何だか自分の思い描いていたイメージと違う、ということは私にも経験があります。
ですから、百貨店などで店員さんと会話をして楽しみ、そして納得し、自分でコーディネートも考え込んだ上で購入する、という経験はやはりオンラインショップでは味わえないものですし、それだけでもリアル店舗がある価値があるように思います。
特にお洒落を始めようと思ったら、絶対にリアル店舗に行って、色々店員さんの客観的なアドバイスを受けながら買ったほうが、結果的に良いということもあることです。
それなのに、百貨店なんかの売り場が一気に激変するような事態がコロナのせいで起きてしまっているのは悲しい限りです。
意志伝達の手段、靴は人間に不可欠
さて、百貨店にお買い物をしに行くこと1つをとっても、それは「意思伝達行動」ですよね。
人間は意思伝達に何が必要なのでしょうか。
口、言葉を話すための知識、身振り手振り、筆記用具などなど、色んな意思伝達の手段があります。
そして忘れてならないのが、靴です。
靴がなければ、人間は歩くことが出来ず、そして人と会って意思疎通をすることができないのです。
人と人とが会って、話す。この繰り返しで人間の文化は育まれてきたと言っても大げさではありません。
今は、この意思疎通の手段の1つ、靴があまり必要でないときかもしれません。
Stay home、ですからね。
でも、またいつか、靴が素敵な場所に連れていってくれる、そして素晴らしい文化を生み出す礎になることを私は信じています。
なんとか靴業界の人たちも、このコロナ危機を乗り越えて、また面白い靴を世に送り出してほしいと思います。
皆さんもぜひ、お体に気を付けてお過ごしください。
PS 私はこんな時はきらびやかな靴ではなく、落ち着きのある靴を履きたくなります。
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例えば、クロケット&ジョーンズのコノート。
昔から不況にはトラッドが強い、というファッション業界のある方がおっしゃっていましたが、確かにどんな時代でも履ける靴という意味では、長年カタチを大きく変えずに残っているこのような靴は安心感があります。