昨日は仕事が混み混み大混戦してしまい、記事を更新することができませんでした!
更新を楽しみにしていただいていた方には心よりお詫び申し上げます。
やっぱり年の瀬、もう3週間も経てば、新しい年を迎えるわけです。
なんとまあ…。
さて、昨日今日と真冬日とかなんとかといってるけど実際大したことないじゃん!と思っていたら…舐めていました。
日本海側では大雪!ニュースと雪の積もり方を見て仰天しました!
雪国に暮らす人は大変…。何事もなければ良いのですが。
そして話は全然変わりますが、2017年12月13日は名探偵コナンの黒の組織のボスの正体がようやく判明するという記念すべき日となりました!
記念にこの記事にも書いておこうという思ってしまいました。すみません!(笑)
名探偵コナンの一番最初からずっと見続けてきた私としてはとても感慨深い日になりました…。
今でも見続けている数少ない漫画のひとつです。
結末がわかるまで引くに引けない漫画だというだけなのですが、思い入れは強い漫画でもあります。
コナンの単行本を見返すたびに、ああ~あんなことあったなぁ。なんて思い出せるので…。
しかし年を重ねるというのは、良い部分もある中で寂しい部分もありますね。
私自身呆れるほど好きだった漫画をほとんど見なくなったわけですから…。
さてさて、話はこれまで。
今日は旧チャーチの中でも屈指の人気を誇るラスト、ラスト84を紹介していきます。
目次
旧チャーチ ラスト84
旧チャーチのラスト84は、旧チャーチの中でもラスト73に次いで人気のブリティッシュクラシカルなエッグトウのラストです。
旧チャーチ好きの中でも根強いファンの多いラストで、中古市場でもチラホラと見受けられる靴です。
いつこのラストが誕生したのは定かではありませんが、都市記載のない旧旧旧チャーチ時代の靴にラスト84が搭載されているモデルがあるので、少なくとも1960年代前半には存在していたようです。
甲はラスト73に比べて高めに設定されています。特に2の甲、アイレットの部分が高くなっています。甲が薄い人には不向きなラストと言えます。
トウの形状は先にも述べたとおり、クラシカルなエッグトウになっており、古くからのイギリス靴が好きな方には堪らないラストなのではないでしょうか。
捨て寸はやはり古いイギリス靴にありがちな短めの設定になっており、見た目もさることながら、履いた時に中で感じる捨て寸の短さは、やはり旧チャーチといったところです。
ラスト173で7.0Fを履いているなら、ラスト84は7.5Fは欲しいところ。しかし、甲が高いゆえに、ちょっとでも甲が薄い人だと、革と中底が馴染む前から、靴紐が最大まで締め上げられ、羽根が完全に閉じきってしまう可能性がとても高いラストです。
私も決して甲が薄い方ではないのですが、羽根が閉じきってしまいます。ラスト73では羽根は閉じきらないのですが…。それでも中の捨て寸が短いために寸詰まり感が拭えません。足の先がちょっと痛くなる。
よく最初から羽根が完全に閉じきってしまう靴は足に合ってないと言いますが、本当にその通りなので、無理して履かないように。
旧チャーチ ラスト84 Barcroft(バークロフト)
ラスト84を採用している靴は様々ありますが、特に人気のモデルは内羽根ウイングチップのHickstead(ヒックステッド)、内羽根パンチドキャップトウのBarcroft(バークロフト)、内羽根セミブローグのDee(ディー)になります。
ラスト84のモデルにはブックバインダーレザーという旧チャーチ独特のガラス革を採用しているモデルが多いのも特徴です。
ブックバインダーレザーは現在ポリッシュドバインダーレザーに受け継がれています。
(ブックバインダーレザーとポリッシュドバインダーレザーの比較は後日また行います。)
→ブックバインダーレザーとポリッシュドバインダーレザーの比較はこちらから
今回ラスト84を見ていく上で紹介するのは写真のBarcroft(バークロフト)です。
パンチドキャップトウのモデルで、このパンチドキャップトウというスタイルのフォーマル度はストレートチップに次ぎ、緊張感もあり、ほとんどの場面で問題なく履ける靴になります。
バークロフトは旧チャーチのラスト84を採用したモデルの中でも、良く見受けられるモデルです。
ライトブラウンのブックバインダーレザーを使ったバークロフトも良く見受けられます。
履いてみると、端正なデザインと現代の靴にはないラストの短い捨て寸が際立ちます。
横幅などでは問題なくても寸が詰まって感じやすいラストかと思います。
足も小さく見えますしね。
右足のラスト84の靴と、左足のラスト173の靴で同じサイズ、同じウィズで並べて比べてみました。
やはりほんの少しだけ、寸が短くなっています。
クラシカルでブリティッシュはスリーピースのスーツに好相性でしょう。
なんとも素朴な雰囲気が愛らしくさえあります。
エッグトウをお探しであれば
エッグトウの自体はイギリス靴お得意の形状になりますので、イギリス靴のブランドであれば、大体どこのブランドもエッグトウの靴は作り続けています。
現行のチャーチでいえば、現代向きのラスト136のロングノーズエッグトウがそれにあたるのですが、同じエッグトウでも趣はかなり異なるエッグトウなので、このラスト84とは全く違う雰囲気になっています。
現在でも手に入る靴で最も雰囲気が近い靴のひとつが、エドワード・グリーンのBERKELEY(バークレー)でしょうか。
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クラシックエッグトウとパンチドキャップトウのスタイルは今回紹介したバークロフトにもイメージが似ています。エッグトウの靴を語る上ではエドワード・グリーンのラスト202は決して外せません。
気持ち捨て寸が短いのもグッと心をつかみます。中の窮屈さはさほど感じないので、現代人の足にも合いやすいのです。
旧チャーチのラスト84のような趣の靴をお探しの方は、エドワード・グリーンのラスト202を中心に検討してみはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
ブログ、楽しく拝見させていただいております。非常に勉強になる内容で、いつもお世話になっております。
ご質問なのですが、この記事にあるような「ラスト84の旧チャーチ」にはどのようなシューツリーを使用していらっしゃいますか?具体的に使っていらっしゃる商品を教えてくださいますと幸いです。よろしくお願い致します。
ヨシノリ様
コメントありがとうございます。
旧チャーチのラスト84にはサルトレカミエのSR100EXを使っています。
ご参考になれば幸いです。
バーリーコーン様
早速のご返答ありがとうございます!試してみます、ありがとうございました!