studio.CBRさんに行ってきました ~後編~

今回の投稿で記念すべき200回目となります。

日頃当サイトを御覧頂いている方々には、この場を借りて御礼申し上げます。

コメントを頂いている方、なかなかお返事を返せなくてすみません。

近日中に必ずご連絡差し上げますのでお待ちください。

…しかし、我ながらよく運営も続いてきたと思います(笑)

残りの半年は毎日更新することを意識して頑張りたいと思います。

あと約半年でサイト開設から1年になるので、あっという間ですね。

それから最近目がかゆくなり始めました。鼻水も多くなってきたような?

そう、花粉の時期です。福井は豪雪ですが、自然というものはよく出来ていて、ちゃんと時期が巡ってくれば、花粉は飛ぶんですね。

街中を見ると、風邪とは異なる鼻水をかぎかたをしている人も見かけられるようになりました。

仕事で山のある方に行ったりすると明らかに皆さん目をかゆがっている…。

これはもう花粉です。

2月~4月前半はさっさと過ぎ去って欲しいシーズンなんです。

さて…studio.CBRさんを訪問した輝けライフ!

今回は前回の記事からの続きです。

チャーチの珍しいウェストバリーをみて試着してみたり、タニノ・クリスチーのハンドソーンウェルト製法で作られたストレートチップを試着してみたり,ウッキウキの一時を過ごしていると…

「とっておきの珍品があるんですよ。お見せしましょう。」

と店主の中川さん。

そこで出てきた靴とは…

目次

CBRさんの「とっておきの靴」の正体

その「とっておきの靴」の正体は…

なんと!

本家本元のジョン・ロブ・ロンドンのタッセルローファー!

インソックのロイヤルワラントの称号が凄い迫力。

とにかく革が凄いレベルで、もう雲の上をとおり越えて、宇宙に達するようなもの。

一見、チャーチのバインダーカーフのようにすら見える光沢感のある革ですが、触ってみると樹脂加工したさわり心地ではありません。

そう、あまりの革質の良さにまるでガラス革のように光り輝いているのです。

この革の良さはビンテージシューズとはまた違った方向での良さです。

ともかく、流石にここまで良い革というのは、滅多にお目にかかれません。眼福眼福。

見た目はなんかごろんとしています。

そしてなぜかラバーソール。決して出し縫いのピッチも細かくありませんが、雰囲気は抜群でした。

しかし、驚くのはこれだけではありませんでした。

ロブ・ロンドンとロブ・パリ夢の共演!

なんとジョン・ロブ・パリの靴も出してくれました!当然既製品ではなくフルハンドメイドのビスポークシューズ!

奇遇にもこちらも同じタッセルローファー(笑)

そして2足並べてみましょう。

ロブ・ロンドンとロブ・パリが奇跡の共演!(笑)

出し縫いはとても細かいです。

ロブ・パリの靴はイギリス靴というよりは、コンチネンタル的な…まさしくフレンチっぽい(抽象的で形容が難しいのですが)靴でした。

がっちりした男らしさに溢れる靴というよりも、艶やかな雰囲気。

ジョン・ロブの名前だけ残っているような印象。

いやー、しかし珍しいものを見れました。

 

今回は見ることはできなかったのですが、、、

オーストリアはウィーンのビスポークシューズメーカー、ゲオルグ・マテルナの靴などもも入ってくることがあるのだとか。

マテルナの靴なんて、靴好きの中でも変態級で靴好きじゃなきゃ知らないよなぁ(苦笑)

マテルナは素材は何でもそろえるのが、特徴なメーカー。象の革でもなんでもござれなんですが…。かなり趣味性が強い靴ですね。もちろんいい靴ですが。

何故こんな極上ブランドの靴が入ってくるのか?

ジョン・ロブのビスポークの靴、マテルナのビスポークのような極めて珍しい靴が何故studio.CBRさんに入ってくるのか?

大きく2つのルートがあるそうです。

1つは靴好き、特にコレクターのような方が、ヨーロッパの古靴店で買ってきたものをそのまま手放す時にCBRさんを利用することによって、入ってくると言うルート。

意外とビスポークの靴なんかでもヨーロッパの中古市場には出回るんだとか。

へぇ~なるほどなぁ。

そして、もう1つのルートは永福町という立地にあるのだそうです。

閑静な住宅地であり、裕福な方達も近所に多く住んでいるため、そういう方たちが靴を手放しにくるのだそうです。

なるほどぉ。

ベーシックな靴はもちろん、古いビンテージシューズ、そして今回のジョンロブのビスポークの靴など、本当に珍しい靴がCBRさんには集まります。

東京近郊にお住まいの方は一度お立ち寄りになってもいいのではないでしょうか。

なお、余談ですが、前回の記事でも紹介した、私が試着した黒ニッケルのウェストバリーはしばらく検討しています(笑)

やはりウェストバリーのような全体的にカジュアルな感じが出る靴をスーツに合わせるのであれば、ラスト173の現行品の方がもう少しスマートになっているので使いやすいと判断したためです。

靴は同じメーカーが作っていても、ラストがほんのちょっと変わるだけで見方が全く変わってしまうところに靴の奥深さがあります。

そして、ジョンロブの靴を見て、マテルナの靴の話を聞いて、もうちょっと違う視点のもと、今までとは異なる雰囲気の靴を楽しんでみたくなりました。

さあ、200回目以降も面白い情報をお届けできるサイトにしていくぞ!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

これからもどうぞ輝けライフ!をよろしくお願いいたします。

◆今回伺ったお店◆

studio.CBR 永福町店

〒168-0064
東京都杉並区永福永福2-50-21/1階北側
03-6379-4850
13:00~19:00/平日
10:00~15:00/土、日、祝日
不定休(ホームページのカレンダーを参照)

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