いくら高い靴が好きになっても切っても切れない靴ブランド。それがリーガルだと思います。日本人にとって、これほどなじみの深い革靴のブランドというのは他にありません。
そしてリーガルの靴の話は続きますよ。
私にとっても思い入れの深い靴なのです。リーガルから私の靴ライフは始まりましたからね。
リーガルといえば、たびたび話題になるのが「リーガルの靴はサイズが大きくない？」というもの。
これは私の職場の同僚にもよく聞かれる話でした。
やはり革靴というアイテムの重要性に気が付いた時、その駆け込み寺的存在として、語られるのがこのリーガルというブランドなのです。
老若男女問わず受け入れてくれるのは、母性すら感じます(変態)
リーガルを買おうと思った時に、絶対に話題になるのがこのサイズ感。
今回はリーガルのサイズ感について語っていきたいと思います。
目次
リーガルの標準のウィズはEE
日本人の足は甲高幅広…。
このような決まり文句を聞いて日本人は大人になっていくと思います。ところが、食文化や生活スタイルの変化も手伝って、本当に甲が高く幅が広いという人は滅多にいない、と靴屋に行くとよく聞きます。
「足の幅が広いから、俺はリーガルしか履かないんだ！」というような声は、社会人になってスーツを着るような仕事をした人であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
それでは実際にリーガルの靴は「大きく」出来ているのでしょうか？
その問いに対して、私はこう答えます。
リーガルの靴はサイズ表記に対して、若干大きく、ゆとりがあるように感じます。
私は、リーガルの36,000円(税抜)のシリーズを愛用しています。
以下のモデルは、この写真と同様のラスト(木型)を使ったものです。
私は02DRCDのブラックを愛用しています。
リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 01DRCD ストレートチップ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE 「01DRCD」 ストレートチップ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「02DRCD」 クォーターブローグ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EEE 「02DRCD」 クォーターブローグ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ（革底）38,880円(税込)
リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ（革底） 38,880円(税込)
ウィズ(足幅)はEE表記です。誤解される方が多いのですが、このリーガルでいうところの2E表記は標準幅となります。
「俺はリーガルで2Eだから、幅広なんだよ」こういったセリフを社会人になってから、何度聞いたかわかりませんが、特段幅広になっているわけではありません。
標準のサイズではありますが、それでもウィズを含め、特に1の甲の部分は全体的にゆとりがあります。甲が特別高いラスト(木型)ではありませんが、全体的なサイズ感はやや大きめに感じます。これはリーガルの靴に共通していることだと思います。
私はイギリス靴のほとんどでUK7.5のサイズを履いています。
ウィズが違ったり、昔からある古いラストになると、捨て寸が短い傾向にあるので、UK8.0になったり、逆に2000年代に入ってから出たような新しい木型の靴であれば、UK7.0にすることもありますが、まずほとんどがUK7.5です。センチメートルでいうと、26センチメートル前後となります。
実寸も左足26.3センチ、右足26．7センチの私ですが、私はリーガルの靴はEE表記のものは、いつも25.5のサイズを履いています。
表記上ハーフサイズ下げていますが、これでリーガルの靴はちょうどピッタリです。
→私がこのリーガルの30,000円台のコレクションをおススメする理由はこちらをご覧ください
ここから話が少々複雑でこんがらがるかもしれませんが、落ち着いてご覧ください。
まず、話題に頻繁にとりあげられるウィズに関してです。
一般的に横幅を表すウィズは「E」表記が標準です。
狭ければ「D」、「C」とアルファベットがAに近づき。反対に広ければ「F」、「G」とアルファベットの終わりへと近づいていきます。
リーガルは標準のウィズをEEウィズとしています。
これは世間一般的にいうところの「Eウィズ」に相当します。実際にリーガルのショップに行ってみると「EE」のウィズの靴が置いてあるコーナーに立ててあるポップに「標準幅：Eウィズに相当します」というように書いてあるのです。
逆に「E」ウィズのコーナーには「幅狭：Dウィズに相当します」といった具合に書いてあります。
なんじゃそら！わかりにくい！と思うかもしれませんが、もっともノーマルなリーガルのウィズはEEとされているのです。
これはリーガルのWebショップの「大きさ・足囲で探す」というページ画面です。こちらをご覧ください。
大きいサイズ
幅広設計（３Ｅ）
幅広設計（４Ｅ）
幅狭設計（Ｅ）
の４つにわけています。大きいサイズというのは、とにかく足が大きいという人向けです。
肝心なのはウィズ表記です。
幅広設計の3E(EEE)は「F」ウィズに相当します。
さらに幅の広い設計である4E(EEEE)は「G」ウィズに相当します。
先程述べたように幅狭設計のEは「D」ウィズに相当します。
リーガルの場合はこのようにウィズ展開がされているのです。
私は先ほどリーガルの靴はサイズ表記に対して若干大きく感じるといいました。
しかし、このウィズの表記に対する実際の大きさに関しては、ほぼ表記どおりかな、と思います。
私はリーガルの靴は全体的に「足長」とが表記のサイズに対して大きいと感じます。
それは甲が若干高く作られているのにも起因するかもしれません。
たとえば、UK7.5サイズ、Eウィズの靴を履いている人は、㎝に直すとおおよそ26㎝くらいですが、リーガルのEEの靴で26㎝の靴を履くと、ハーフサイズ大きいと感じる方は多いと思います。
実際私はUK7.5でEウィズの靴を履いていますが、2235NAなどをはじめ、リーガルの靴はEEで25.5㎝の靴を履いています。
2235NA【REGAL】リーガル 型押し加工の革底ウイングチップ 「リーガルの定番」 税込価格 ￥35,640
ウィズの表記はあくまで目安に
この「E」ウィズというのはあくまで目安です。メーカーによって表記がまちまちです。
同じメーカーで同じ「E」ウィズ表記であったとしても、ラスト(木型)が違えば、若干履き心地が変わるものです。さらには同じラストでもウィズの表記が違えば、寸法も変わってくるというケースもあります(これもメーカーによってまちまちのようです)
私はこのウィズは目安にして、あまり細かく気にしないようにしています。
細かく気にしだすと足に神経が集中し、些細な足当たりも敏感になってしまうためです。
靴の紐は締めあげて足を固定するためにあるものです
リーガルの靴は表記に対して、若干大きく出来ていると感じます。
ただ、そこには個人差があります。
しっかりと靴紐を結んで、靴紐を結んだ状態で脱ぎ履きができない状態でありつつ、縦寸にきちんと捨て寸分の余裕があれば問題ありません。
靴の紐をゆるめずに脱ぎ履きをする人がいますが、それは靴のサイズが足にあっていない証拠です。
これは脱ぎ履きが楽な靴であって、足に合った履きやすい靴ではありません。
リーガルは大きく感じやすいので、特にこのような履き方をして楽をしようとする人がいますが、決して紐を結んだまま脱ぎ履きをすることだけはないようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
公式サイトはこちら
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リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE 「01DRCD」 ストレートチップ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「02DRCD」 クォーターブローグ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EEE 「02DRCD」 クォーターブローグ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ（革底）38,880円(税込)
リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ（革底） 38,880円(税込)
リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ（革底） 38,880円(税込)