REGAL(リーガル)の靴は全世代から愛されている! その歴史から魅力まで語りつくします!

今までインポートシューズのみを紹介してきました。

しかし日本人であれば、同じ日本で作られた靴を履きたくなる、という人も多いでしょう。

と、いうことで日本靴の紹介も行っていきたいと思います。

日本の革靴の代表といえば?

それはやはり、REGAL(リーガル)なのではないでしょうか。

革靴のことを殆ど知らない人でも、リーガル名前を聞いたことは必ずあるはずです。

紳士靴の世界にハマる人の多くが、このリーガルから始まっているのではないかとさえ思っています。

輝けライフ!にとってもリーガルはとても好きなブランドのひとつです。

そこで今回はリーガルというブランドを紐解いて、改めてその魅力に迫っていきたいと思います。

 

REGAL(リーガル)の歴史

1902年、桜組・東京製皮・大倉組・福島合名の四大会社製靴部が合同し、東京市京橋区鎗屋町(現 東京都中央区銀座)に日本製靴株式会社設立されます。

ドイツから製靴機械100点以上を輸入し、陸軍靴を独占的に受注しました。時代は日露戦争の時代。臨戦態勢の中、このような製靴業界の合同と機械生産への進展が行われました。

この日本製靴株式会社こそ現在のリーガルコーポレーションという会社の祖になります。

「富国強兵」が謳われる中、近代的な軍隊を整えるためには、革靴(軍靴)の製造が必要でした。

第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて、日本における製靴業界は成長をとげていきます。

1945年の第二次世界大戦が終戦すると、民需靴に全面転換していきます。この時代、アメリカなどでは簡単に量産のできるセメント製法の靴が人気だったようですが、日本製靴は耐久性に優れ、複雑な工程を機械縫いのできる、手縫い靴に見受けられる良さを保っている、グッドイヤーウェルト製法を主に採用し、紳士靴の生産と販売開始をしていきます。

1961年11月 アメリカのブラウン社(現 クラレス社)とリーガル・シューに係る技術導入契約を締結。「リーガル」ブランドの各種紳士靴の生産、販売を開始します。

ここに今日につながる、リーガルブランドの母体が根付いていくことになります。

1970年 10月には直営小売店「リーガルシューズ」1号店を東京駅八重洲口に出店。

1982年にはリーガルコーポレーションの最上上級ブランドとしてシェットランドフォックスがスタートします。

1986年 7月 自社ブランド紳士靴「ケンフォード」の生産、販売を開始。

ケンフォードはリーガルブランドの弟分として人気がありますね。

1990年4月アメリカのブラウン社(現 クラレス社)より「リーガル」ブランドの商標権を取得し、同年10月に、商号を株式会社リーガルコーポレーションに変更しました。

1990年代半ばになると、一度シェットランドフォックスブランドは休止しますが、2009年に満を持して再スタートを切りました。

2004年には、東京の銀座にリーガルコーポレーションの新しい旗艦店「REGAK TOKYO」がオープン。リーガルの路面店で唯一、ビスポークの工房を構えているのが特徴で、9分仕立てのオーダーなども行っています。

また、オープンと同時に、リーガルトーキョー限定のオリジナルブランド「REGAL TOKYO」もスタートします。シェットランドフォックスを凌ぐ最上級ラインとして扱われていて、ネットショップなどでは取り扱いのないブランドです。

REGAL TOKYOの靴は同じREGALの店舗でも取り寄せなどがほとんどのモデルで効かず、唯一手にとって通年見られるお店は、銀座の一丁目に鎮座するブランドネームを冠した「REGAL TOKYO」ショップのみとなっています。

REGALのSHOP形態は主に3タイプ

REGALブランドを扱うお店は主に3タイプあります。

「REGAL SHOES」

「REGAL」、「SHETLAND FOX」などのブランドを中心に、メンズ、レディースともに多彩な商品を取り揃えています。

だけでしか手に入らないオリジナルアイテムや、革小物、メンテナンス商品などもご提案。

足元からファッションを提案する店舗です。

店内が広く、ゆったりとしたソファーなどもあり、高級感ある店構えが特徴です。

最近では、婦人靴を多く取り扱った新しい店舗も展開しています。「REGAL SHOES」の資格制度「フィッティングモデレーター」を持ったスタッフが靴のフィッティングをしてくれるのも特徴です。

「REGAL SHOES a.k.a.」

ご家族で楽しめる「リーガル」を提案するのが「REGAL SHOES a.k.a.」です。
「女性やご家族にご来店いただきたい」という思いのつまった、新しいタイプの店舗。
「a.k.a」という名は、「also known as(またの名を)」という言葉に由来します。
多くのレディースシューズをはじめ、雑貨やグッズの品揃えも豊富。明るく開放的な店内でゆっくりとお気に入りの一足を見つけてください。世界60カ国以上の女性に愛されているシューズブランド「naturalizer(ナチュラライザー)」の取り扱いがあるのも特徴で、カジュアルシューズが多い印象のショップ形態です。

「REGAL」

リーガルの世界をより深くお客様にご紹介する店舗。
「REGAL」ブランドをはじめ、「SHETLANDFOX」や、好きな素材やデザインでオーダーが可能な「REGAL Built to order system」も取り扱っています。
「REGAL SHOES」の店舗よりもよりモダンな店構えになっており、リーガルブランドのカラーイメージであるレッドとホワイトグレーを基調とした店内ディスプレイになっています。

高級ショップ形態2店舗

先に紹介したお店以外に以下の高級ショップが2店舗あります。

「SHETLAND FOX」

REGALの上位ブランドとしてあるシェットランドフォックスは、東京・日比谷にフラッグシップ店があります。シェットランドフォックスは主に国産ブランドのペルフェットを作っているビナセーコー社がOEMとして製造しています。

これは靴好きであれば、すぐにわかることなので、もはや公然の秘密のような状態になっています。

グッドイヤーウェルト製法とマッケイ製法を組み合わせたハイブリッド製法(ボナフェ風に言えば、ドゥーチェ製法によって仕立てられた靴は美しく、履き心地の良さにも定評があり、靴マニアも唸らせます。

「REGAL TOKYO」

リーガルブランドの最高峰に位置し、ビスポークなども手掛けるブランドです。

東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅から程近くに所在しており、2階が9分仕立て及びビスポークのオーダーサロンとなっており、1階が既製靴を販売しています。取り扱いは「REGAL TOKYO」ブランドのみとなっています。

さすがに革の質なども、通常のリーガルのレベルを超え、海外のハイブランドシューズとも同等以上のクオリティを誇ります。

リーガルコーポレーションが運営に携わるその他のショップ

その他にリーガルコーポレーションは「クラークス」、「サントーニ」、「ケンフォード」といった、リーガルブランド以外の、ブランドショップの運営もしています。

輝けライフ!が考えるリーガルブランドの良さ

さて、ここからは輝けライフ!が考えるリーガルブランドの良さを挙げていきたいと思います。

圧倒的知名度の高さ

リーガルというブランドは、圧倒的な知名度の高さがあります。

それゆえに「リーガルで〇〇のサイズであれば、〇〇の靴はこのサイズ」と言ったように指標となるのがリーガルの靴の長所です。

靴初心者から玄人まで万人が履いているのがリーガルなのです。

各都市にショップもあり、親しみやすさでいったら断トツのブランドといえるでしょう。そしてそれはそのままブランドに対する安心感に直結するのです。

値段に対して品質が優れている。

リーガルの靴は総じて値段に対しての品質が良いというところも見逃せないポイントです。

作りもそうですが、革の素材も素晴らしいものがあります。

これはリーガルコーポレーションという会社の規模が大きいためのアドバンテージだと思います。

潤沢な資金と長年の運営で培った幅広いコネクションによって、良質な革を1度に仕入れられるため、この値段に対するクオリティの高さが実現します。

事実、REGAL TOKYOのオーダーサロンでは、その時々で1足分だけレアなデッドストックの革を使えたり、高品質な革を特殊なルートで手に入れたりすることもあります。

日本の靴ブランドはリーガルを除けば、殆どが中規模の会社が運営している形になるため、原皮を確保するのも大変なのです。

ヨーロッパのタンナーは資金よりも、付き合いの年数を優先したりすることもあるそうで、ますます中規模ブランドでは良質な革を手に入れることが難しかったりするのです。

そのため良質な革を手に入れ、製品に流用出来るという環境だけでも大きな強みがあるのです。

たとえば、この靴。




02DRCD【REGAL】リーガル グッドイヤーウエルト式製法の革底クォーターブローグ 税込価格 ¥38,880

3万円代であるのにも関わらず、フランスの有名タンナー、アノネイの革を使っています。

こちらは私も同タイプのものを持っているので、後日紹介したいと思います。

同じ日本の靴ブランドであれば。アノネイの革を使うとそれだけで5万円代になることが多い中、この圧倒的コストバリューはリーガルならではといえるでしょう。

幅広いサイズ展開、商品展開

日本靴ブランドの中で最大規模を誇る、リーガルはサイズ展開も豊富です。

リーガルの公式WEBショップでは、幅の広い人(EEE)、幅がかなり広い人向け(4E)、幅の狭い人向け(シングルE)、とにかく足のサイズが大きい!という人も簡単に選べるように検索システムも充実しています。

利用シーンや素材などでも選べますし、デザインスタイルでも靴を簡単に検索することが可能です。

探している靴に、最短ルートでたどり着けるように工夫しているんです。

REGALはシェットランドフォックスやREGAL TOKYOも含め、革靴の初心者から革靴が大好きな玄人にまで対応できる対応力があります。

その他にも完全防水の靴や、カジュアルなスニーカーが欲しいといった場合でもリーガルは対応してくるから凄いんです。

純正修理が可能

これはインポートシューズに勝るポイントですね。

純正のラストをもっているため、もう一度ラストに合わせて修理をすることが可能です。

完全防水仕様の靴など、特殊で一般の靴修理屋さんでは直せない箇所ももう一度直すことが可能なのです。

なんていっても純正オールソールは底面が新品時同様の状態で帰って来るので、そこが嬉しいところですよね。

ネット通販にも全面対応

日本最大の靴ブランドはネット通販にも積極的です。

色々とお得なポイント、リーガルならではの管理体制などがあるんですよ!

・合計3,000円(税込)以上の購入で、全国送料無料。

・交換や返品もOKです!(商品返送にかかる送料も無料)

・バック、ベルト、財布、名刺入れなど靴以外のRAGAL製品も販売。

・自社ブランド・ライセンスブランドは製造から倉庫出荷まで全工程を自社管理。

・楽天ID決済を導入しているため、楽天会員の方は楽天スーパーポイント貯めることも、使うことも可能。

これで近くにリーガルの店舗がない人でも、気軽に試したりすることが可能です。

返品に対して送料無料という気前の良さには脱帽です。

地方にお住まいの方には大変助かるサービスです。

リーガルの根底はアメトラにあり

さて、こんなリーガルですが、リーガルが老若男女問わず日本国民に認知されるようになったのはどういった経緯があったのでしょうか。

それは、リーガルというブランドが登場した1960年代に秘密があります。

トラッド好きの間では欠かせない、VANというブランドがあります。

VANこと、ヴァンジャケットは1960年代初頭、日本にアイビーファッションを流行らせた第一人者であるブランドです。銀座みゆき通りにたむろして、お洒落を競い合っていたみゆき族。アメリカのアイビリーガーに代表される上質なカジュアルを紹介していたのが、VANのアイテムだったのです。

高度経済成長期に入る日本において、この先進的なファッションは多くの洒落者の心をつかみました。敗戦国である日本には、アメリカの上質な暮らしぶりやファッション文化にこころをときめかせたことでしょう。

今、紺ブレをBEAMSなんかが推していますが、その紺ブレなどをいち早く日本国民に広めたのがVANでした。

このVANのアイテムを足元で支えていた靴こそがREGALの靴でした。

REGALは日本におけるアメトラの礎といっても過言ではありません。フルブローグとは言わず、ウイングチップと呼ぶのがアメトラっぽいでしょうか?いまだに人気の高いウイングチップなどもあり、値段や革の良し悪しではなく、もうアイビーファッションに必要不可欠な存在ともいえるかもしれません。

よって、トラッドなファッションとリーガルの靴はとにかく相性がいいのです。

REGALのトラッド精神を表した名作「2235NA」

後日また名作に関しては詳しく紹介していきますが、REGALというブランドを語る上で絶対に欠かせない靴が、「2235NA」という型押しの外羽根ウイングチップです。



235NA【REGAL】リーガル 型押し加工の革底ウイングチップ 「リーガルの定番」 税込価格 ¥35,640

REGALの歴史上でも最も愛されている商品といえ、ロングセラー商品になっています。

アメリカ系のウイングチップを代表するように、ウイングはつま先のキャップからカカトの後ろ革までパーフォレーションがぐるりと一周しているロングウイングチップのデザイン。

今なおライニングはコットンキャンバスになっていて、往年の靴を知っている人であれば、そんなところも心をくすぐるポイント。何から何までがトラッドの塊となっています。

ガラス玉を革に押し付け銀面を滑らかに手作業で磨き上げた牛革に、栃木レザーで時間をかけてなめすベンズ(革底)をつけたメイドインジャパンに拘ったアイテムとなっています。

休日のお洒落履きなどにぜひ取り入れたい靴です。ジーパンに履くだけでトラッドな香りが充満してきます。

下手なイタリア靴なんかを買うよりも、よほど丈夫で流行に関係なく長い間楽しめる靴ですよ。

ブラックであれば、サックスーツと合わせるとコーディネートに調和がとれ、ばっちり決まります。

アメトラといえば、J.PRESSなどが好例ですが、こういったスーツに合わせるのが王道です。

REGALを愛でる

今や5万円以上するような高級靴しか履かないという人も、その多くはきっとリーガルの靴をその過程として通っていったのではないでしょうか。

私は今でもリーガルの靴が好きで履いています。

それは高いか安いか、ではなく、ブランドとしての「価値」が1つ完成されているようにも感じるのです。

まるで「原点」であるような靴ブランドなのです。

日本が誇る「REGAL」。ぜひこのブランドの靴を愛でてみませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。



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コメント

  1. エルドリック より:

    こんにちは。

    リーガルケンフォードのセメント製法は、
    丈夫なんでしょうかね?
    リーガルの通常ライン、高級ラインを40足程、所有していますが、
    ケンフォードはまだ購入していません。
    今回、2足程気に入った物があり購入を考えています。

    以前保管しておいたセメント製法の5000円ぐらいの安いビジネスシューズを履いたら、そこそこ歩いた段階で、
    ソールがパカッと外れてしまって。
    靴って、新品の段階から保管しておくとダメですね。
    ケンフォードのセメント製法はそんな事ないでしょうか?

    • バーリーコーン より:

      エルドリック様
      コメントありがとうございます。
      セメント製法の靴は、接着剤で圧着してソールを取り付けています。
      どのくらい保管されていたのかがわからないですが、セメント製法の靴は使わないで放っておくと、加水分解を起こして、簡単にソールがとれてしまいます。

      加水分解は日本は高温多湿の夏があるため、日本においては特に起きやすいと言われています。
      やはりセメント・ゴム底の靴は多少使って、圧を加えることで加水分解を起こさないようにするべきでしょう。

      ちなみに、個人的体験ですが、某イタリアブランドのセメントの靴がバリバリと剥がれてきたことがあります。
      価格にして6万円くらいでしたでしょうか。そこそこ使っていたのですが脆かったです。

      セメント製法の靴は高かろうと安かろうと、使わないとこのような現象は起こりうる、と私は考えています。

      ケンフォードは日本人のハードユースを想定して作っているでしょうから、それなりにタフなものだと思います。