CHEANEY(チーニー)　CANNON(キャノン)　定番のコインローファーが今セールに！

今年の夏のオフは何をメインで履こうか色々と考え中です。

自分はChurch’sのWestbury(ウェストバリー)をどこまでカジュアルに落とし込めるかを考えています。

個人的にはシアサッカーのスーツに組み込んでみようかと画策中です。

王道のスペクテイターシューズを合わせてしまうと、私の場合バリバリの服オタク感が出てしまうので、さじ加減が大変難しいものです。

そんなことを考えずに普通にコインローファーを履いてもいいのではないかと思っている面もあります。

コインローファーのいいところは、肩を張らないところですね。

肩を張ると途端にコスプレ衣装みたいな格好になるところを抑えてくれます。

当サイトで紹介してきたブランドの靴のほとんどは、学生の履いているようなひどく幼く見えるようなローファーは極力扱わないようにしているつもりです。

今回紹介するチーニーのCANNON(キャノン)はまさにそんなコインローファーです。

CHEANEY(チーニー)　CANNON(キャノン)

チーニーのコインローファーといえば、有名でないモデルや廃盤になったモデルまで含めれば、非常に多くのモデルがあります。

今回の紹介するCANNON(キャノン)もそんな数あるチーニーの提案するコインローファーのひとつです。

キャノンに使用しているラストは、ラスト277です。

コインローファーの中では、トウに向けてシャープなフォルムになっており、かなり小振りのヒールカップが特徴です。ソールにはダイアモンドラバーソールを使っており、耐摩耗性、スリップ防止にもなり実用的です。

チーニーのコインローファーで最も定番的なモデルにHUDSON(ハドソン)というモデルがあります。

ローファー専用のラスト5203を使ったHUDSON(ハドソン)は丸みがしっかりとあり、アメリカンテイストの強い王道のコインローファーです。

完全にカジュアル向けといった感じで、ジャケット+スラックスのスタイルよりも、Tシャツ+ジーンズなどにサラッと合わせたほうがその良さが活きるでしょう。

そのハドソンと同じラスト5203、デザインが一緒でも、使う革が異なるとモデルネームが変わります。

マットなコードバン素材のような加工を施した革やシボ革を使用したHOWARD(ハワード)もあります。

アンライニングでスエードを使ったHUGO(ヒューゴ)というモデルもあります。

コインローファーは学生が使うように、革靴の中でも普段履きといった位置づけで、立ち位置としてはかなりカジュアルな部類になります。

ラスト5203を使ったコインローファーこそが、いわゆるカジュアルとして使う「コインローファー」のイメージかと思います。

しかし、それに対してラスト277を使ったキャノンはかなりシャープな印象で、ずっと大人びたコインローファーです。

その印象が生まれる理由としては、トウに向けてシェイプをかけたエッグトウです。

これがドレッシーさを強調します。

ゆえにコインローファーといえども、あまりラフな装いには不向きなモデルかもしれません。

フィット感も革靴が好きな人も唸るピッタリとした感じです。

甲の部分も高さはやや控えめで、履き口まわりも絞っているので、先に述べたように小ぶりなヒールカップがあるために足が逃げにくい構造になっています。

コインローファーなので見た目は少しくだけた印象を出しながらも、その履き心地は本格靴が贈る大人のためのコインローファーといったところです。

チーニー　キャノン　着合わせの例

こういったシャープなコインローファーであれば、オフィスカジュアルの服装にも取り入れやすいですね。

むしろそういったオフィシャルな場面にこそ履きたいのが、このキャノンです。

一番生きるのは、ジャケパンスタイルでしょうか。

着合わせの例をひとつ紹介しましょう。

ジャケットは、こういったチェック柄でパッチポケット仕様になっているカジュアルなジャケットが雰囲気にマッチします。肩もあまりパッドを強く入っていない方がリラックス感も出て、ローファーのカジュアルな雰囲気を引き出しやすくなります。

ここにグレーのウールスラックスが一番落ち着いて見えるでしょう。

もう少しカジュアルな装いにしたいのであれば、コットンパンツを使います。

キャノンはブラックとコンカーというやや明るめの赤茶の展開。

ブラックを選ぶのであればシックに、コンカーを選ぶのであれば、ホワイトパンツなどで爽やかにしても良いかと思います。

着合わせは幅広く、組み合わせを楽しめる靴です。

服装が自由な職場であれば、それこそ昨日の記事で取り上げたシアサッカーのジャケットにもぴったりですよ。

ちょうどこのキャノンはセールになっているようで、手に入れるのは今がチャンスです！

ぜひ、こういった綺麗目のローファーをオフィスカジュアルに取り入れてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。