新入社員もベテラン社員もまず、リーガルが断然おススメ! 他を圧倒する価格と品質のクオリティ

気がついたら10月も半ばを過ぎ、1年が終わりへと向かっています。

そんな中、季節外れの新入社員がうちの部署に入ってきました。

2018年の新卒で最初に入った会社が馴染まなかったとかで、早々に転職して来た22歳の男性。

まだ社会人1年目です。

社会人になりたてであり、前職では仕事柄スーツやジャケットを着る機会も殆ど無かったとかで、全くサラリーマンの服装がわからないと言った状態です。

そこで社内では完全に紳士靴の相談役と化している私は、その新入社員にも早速聞かれました。

「それなりの靴が欲しいんですけど、予算は40,000円にいかないくらいで…パリッと見えて、周りの人が見てもすぐに良い靴だと感じて貰える靴って何ですか?結婚式とか、パーティーとかでも様になるような」

これは私の勤めている会社の部署にやってきた新入社員君だけでなく、わりと多くの人が思うところではないでしょうか。

今まで色んな人に、同じ質問を何回も受けてきました。

その度、私は同じ答えを返しています。

「革靴のことに対して、何が何だかわからないのなら、1にも2にもREGAL(リーガル)をオススメします」と。

どんなにファッションに疎い人でも、「リーガル」という靴のブランドネームは聞いたことがあるはずです。

日本人にとって「お父さんの一張羅」的な靴はこのリーガルでしょう。

これら革靴が好きな人なら皆知っているブランドとは、また違う安心感こそ、リーガルというブランドの正体なのかな、と私は思います。

不動の国民シューズがリーガルなのです。

今でこそ「リーガルかぁ…まぁいいけどさ」なんて偉そうなことをいう靴好きだって、その多くがリーガルの靴に1度は足を通したことがあるはずです。

私も本格靴の魅力に目覚めたのが、何を隠そうリーガルブランドからだったのです。

特に私がオススメなのが、リーガルの36000円(税抜)の革底シリーズです。

目次

リーガル おススメの36,000円(税抜)の革底のシリーズ



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 01DRCD ストレートチップ(革底) 38,880円(税込)

01から03番まであるDRCDシリーズとつい最近その人気に背中を押されるように新作として出た外羽根4アイレットプレーントウの04MRCFのどれもが素晴らしいです。

私が初めて革靴の中でも特に素晴らしいとされるものに出会い、欲しくて欲しくてたまらなくなって買った思い出の1足…。

購入してから十年近くなるものも、まだ現役で履いています。

ラストはリーガルに問い合わせたのですが、特にラストネームや管理番号はなく、モデル番号で見てくれると…ということでした。

今、このシリーズは、主に4種類のデザインとそれぞれのモデルに2つのカラーバリエーションがあります。

リーガル 01DRCD



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 01DRCD ストレートチップ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE  「01DRCD」 ストレートチップ(革底) 38,880円(税込)

王道の内羽根ストレートチップです。

黒の内羽根ストレートチップはいち男児たるもの、必ず持っていてほしいものです。

ダークブラウンのストレートチップもピリッと引き締まったブラウンシューズとして活躍すること間違いなし。

シンプルなデザインと、高級な革とシェイプの効いたラスト(木型)が組み合わされば、どこに履いて行っても見劣りしない、素晴らしい靴になります。

私の本格靴第一号がこの01DRCDでした。

リーガル 02DRCD

内羽根のクオーターブローグが02DRCDです。穴飾りの大きさは控えめなので、職場の服務規程がよほど厳しくない限りはまず問題なく履けます。



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「02DRCD」 クォーターブローグ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EEE 「02DRCD」 クォーターブローグ(革底) 38,880円(税込)

穴飾りが小さいと、野暮ったさがなくなるため、スマートに履きこなせます。

私は革靴に目覚めた時、ストレートチップの01DRCDを買い、すぐに良い革靴の魅力に取りつかれ、このクオーターブログの02DRCDを購入していました。

カラー展開はブラックと赤味のあるブラウンの2色展開です。色味も重たすぎず、かつ軽すぎないため、ネイビーやグレーとといった基本のカラーのスーツには間違いなくハマります。

リーガル 03DRCD




リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ(革底)38,880円(税込)

内羽根のフルブローグです。こちらも02DRCD同様に穴飾りは小さいため、エレガントな雰囲気のフルブローグといったところです。

イギリス靴のカントリー風なブローグシューズとはまた別方向と考えられ、都会的な雰囲気のある靴です。

フルブローグであれば、ブラウンカラーもよく映えますのでおススメです。

リーガル 04MRCF



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ(革底) 38,880円(税込)

外羽根の4アイレットプレーントウ。スマートなラストとアメトラが混ざったような靴です。アメトラと感じるポイントは4アイレットという点です。

オーソドックスな1足なので、ストレートチップとこのプレーントウから揃え始めると、良いスタートが切れるでしょう。

イギリスの靴だと多くは3か5アイレットといった奇数のアイレット数が基本なので。

高級靴では当然ですが、履き口の内側と外側で踝に当たらないように高さを変えているといった細かいポイントまできちんと作り込まれています。

意外と、こういったところが出来ていないブランドは多いですが、リーガルは実に誠実な作りをしているといえます。

リーガル 36,000円シリーズのサイズ感

ウィズ(足幅)はEE表記です。誤解される方が多いのですが、このリーガルでいうところの2E表記は標準幅となります。

「俺はリーガルで2Eだから、幅広なんだよ」こういったセリフを社会人になってから、何度聞いたかわかりませんが、特段幅広になっているわけではありません。

標準のサイズではありますが、それでもウィズを含め、特に1の甲の部分は全体的にゆとりがあります。甲が特別高いラスト(木型)ではありませんが、全体的なサイズ感はやや大きめに感じます。これはリーガルの靴に共通していることだと思います。

私はイギリス靴のほとんどでUK7.5のサイズを履いています。

ウィズが違ったり、昔からある古いラストになると、捨て寸が短い傾向にあるので、UK8.0になったり7.0になったりすることもありますが、まずほとんどがUK7.5です。センチメートルでいうと、26センチメートル前後となります。

実寸も左足26.3センチ、右足26.7センチの私ですが、私はリーガルの靴はEE表記のものは、いつも25.5のサイズを履いています。

表記上ハーフサイズ下げていますが、これでリーガルの靴はちょうどピッタリです。

輝けライフ!がリーガルの36,000円台のシリーズをオススメする理由

輝けライフ!がこれだけこのシリーズのリーガルをおススメするのには、いくつもの理由があります。細かく見ると本当に色々あるのですが、いくつか理由をピックアップして紹介します。

高級感がある

まず、何と言っても高級感があります。

普通に社会人生活をするには必要十分なスペックがあるところが魅力です。

高級すぎて、履くのが躊躇われたり、「まだまだ下っ端だから…」というような会社内での立場などを考えなければいけないほどの雰囲気もなく、シンプルに「良い靴」だと感じるものです。

簡潔に言うと、「良い靴であり、悪目立ちはしない」という実に使い勝手の良い靴です。

私がここまで、リーガルのこのシリーズの靴良いと言う理由はたくさんあります。

靴の作りや素材などを細かく見ると、高級感を感じるポイントがみえてきます。

①甲革はアノネイの革

革靴の良し悪しをパッと見て判断できる点と言えば、まず使われている革そのものです。

これはおおよそ7年以上使っている02DRCDですが、まだまだ革の張り、潤い感、光沢感が損なわれず綺麗なままです。

このままいけば10年は問題なく使えるでしょう。

甲革に使われている素材はフランスのタンナー、アノネイ社のものであるということです。アノネイの革を使った靴だと、殆どは50000円以上の価格となります(もちろん素材だけでなくより手の入った作り込みをしていますが)。

大人気の高級イギリス靴やイタリア靴なども、このタンナーの革を使っている、いわばお墨付きの革屋さんです。

なぜこの価格でリーガルがアノネイの革を使って靴を作れるかというと、それは圧倒的な会社規模の差があるという他にありません。

リーガルが日本最大の日本革靴ブランドです。

良い革を大量に発注するため、それに伴い値段も安く出来るのです。

東京の銀座にはリーガルブランドの最上級ラインとして、「REGAL TOKYO」がありますが、ここのオーダー工房で珍しい革を入手し、割安で使えたりするのも、こういった会社の規模の差という点が大きくプラスに働いているのです。

中底も当然革素材。内張りの革、ライニングも当然レザーライニングです。

レザーライニングの革靴は、「靴が足の形に馴染む」様子がよくわかります。

2万円代の革靴などになると、途端にキャンバスライニング、しかも非常に質の悪い化繊のライニングなどが目立ちますが、革のライニングは空気の流れもあるため、臭いもこもりにくくなります。

②革底であるということ

この36,000円のシリーズの魅力は革底だという点にもあります。

安い靴だと革底に見せかけた合成素材のものなんかもあったりしますが、このリーガルは正真正銘の革底です。



革底というと「滑る」というイメージがつきまといますが、雨の日にわざと滑るようなところを歩かなければいいだけで、晴れた天気であれば滑ることはほとんどありません。

むしろ革底の靴を履いたことがない人は一度、この革底の靴を履いて、その良さを体感してほしいと思います。

足の底から馴染んで足についてくるような返りの良さや通気性の良さは、ゴム底の靴では感じられない良い点がたくさんあります。

足の臭いに悩んでいる人は、ゴム底の靴ではなく、ぜひこの革底の靴を一度履いてみましょう。

今まで足の臭いに悩んでいる人に、足臭対策として、革底の靴をススメてきましたが、6,7割の人が効果を実感していると感じます。

滑るのが気になったり、雨の日でもガンガン履きたいという事であれば、後付けでラバー半張りをすることができるのも革底の良いところ。

ゴム底の靴を革にしたいといっても、オールソールするしか手立てがありませんから、こういった後から融通が利くというのも革底ならではです。私はラバーを張っています。

そして結婚式などのフォーマルなシーンには、ぜひ革底を履いてバシッと決めていただきたいです。誰の目に触れるところではありませんが、革底だと厚ぼったい印象がなくなるため、革底の靴というだけで、足元がエレガントになります。

ダイナイトソールに代表されるようなドレッシーなゴム底もありますが、やはり革底のエレガントさには敵いません。

③立体的に絞り込まれたウエスト

この36,000円のシリーズが、大量生産品でないという証のひとつが、立体的で人間の足のようにくびれた土踏まず部のウエストラインです。

これによりしっかりと土踏まずを支え、歩行をしやすくするというメリットがあります。



大量生産の靴は、このウエストラインが大抵真っ直ぐ気味になるところですが、きちんとカーブを描いているところを見ても、人の手を使った実直な靴であるということがよくわかります。

この価格で革の質とウエストラインの美しさを両立しているブランドもそうはありません。

このような作り込みの手間暇もあってか、このシリーズは時期によっては欠品していて、しばらく待たないと購入できないことがしばしばあります。

欲しいと思う方は、細目にチェックし、商品のストックがあるときは見逃さないようにしましょう。

④ヤハズ仕上げ

日本の高級靴に用いられる、日本発祥の伝統的な仕上げです。

コバの形状をくの字のように三角に仕上げ、中心部分が出っ張った状態にすることをヤハズ仕上げといいます。

こうすることによって、本底を薄くみせることができるため、華奢でエレガントな印象になります。

細かい点ですが、ヤハズ仕上げを施している靴と施していない靴を比べると、その差は大きいです。

⑤メスステッチ

グッドイヤーウェルト製法の最後の工程である、本底とウェルトを縫い上げる「出し縫い」。その出し縫いのステッチラインが外から見てわからないように仕上げる事をメスステッチといいます。

これは通常のステッチのもの。糸がどこに出ているのかがはっきりとわかりますね。

対してメスステッチは・・・

このように糸がどこの穴に落ちているか、そのラインが見えないため、より繊細でスマートな靴に見えます。

ただし、ちょっとしたデメリットもあります。

メスステッチのものはオールソールをするときに、どこに元穴があるかわからないため、街の修理屋に出すとウェルトがズタズタになって汚くなるというデメリットがあります。場合によっては、1回オールソールをしただけで、ウェルト交換をしないといけないこともあるので、私はあまり好きではない仕上げ方ですが、リーガルであれば別です。

オールソール修理をリーガルに直接お願いすれば、その際にウェルト交換も一緒に行ってくれます。

これはラスト(木型)があるメーカーならではの強みです。

日本全国に店舗があり、ネット販売も充実どこでも手に入れられる。

リーガルのお店は日本全国各地にあるため、全国どこででも手にする事ができます。リーガルショップであれば、在庫さえあれば最寄りのショップに取り寄せもできます。

さらに言えば、充実したネット販売があるため、どこででも手に入れることができます。

もちろんリーガルのウェブショップはリーガルが運営していますから、メーカー直販で安心して購入することができます。

これはインポートシューズブランドではなかなか実現できない安心のポイントです。

価格が製品に対して魅力的すぎる

価格は36,000円(税抜)です。税込で38,880円、これでもアンダー4万円です。

決して安い靴ではありませんが、私の経験値からすると、革靴は35,000円を超えると、途端にクオリティに大きな差が出始めます。

その狭間のラインにある中でも、このリーガルの靴は、ずば抜けていいです。

それは上述した贅沢な革素材を使っており、日本の職人が細部にわたるまで、丹精込めて作り上げた素晴らしいモデルなのです。

この価格でこの作りはリーガルにしか出来ないと思います。

ウエストラインやヤハズ仕上げといった細部に至るところまで、手作業が施されている点からして、リーガルは高級感にあふれています。

「コスパ最高」という安っぽい形容は、これらの靴に不釣り合いだと感じます。

国内工場で純正のオールソールができる

リーガルは日本の靴メーカーです。そのため、修理も日本国内にある修理工場に直接依頼して、オールソールをすることができます。

この際、グッドイヤーウェルトシューズで直すのが難しいとされる、ウェルトの交換も、その靴を成型したラスト(木型)があるために容易にすることができます。

先ほど触れた、メスステッチを採用しているがゆえの、オールソールの際のデメリットも、これによって解消されます。

ウェルト交換は、インポートシューズになるとラストがないため、状態によっては交換ができないこともありますが、これはそういった不安はありません。

→グッドイヤーウェルト製法について詳しくはこちらから

4つのモデルを揃えれば、社会生活に事は欠かしません

さて、このリーガルの36,000円のシリーズには、ごく基本的なスタイルの靴がそろっています。

01はストレートチップ。



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 01DRCD ストレートチップ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE  「01DRCD」 ストレートチップ(革底) 38,880円(税込)

黒であれば冠婚葬祭どんな場面でも使える、社会人必携の1足。

02は内羽根クオーターブローグ。



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「02DRCD」 クォーターブローグ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EEE 「02DRCD」 クォーターブローグ(革底) 38,880円(税込)

少し華やかな印象があり、ストレートチップやプレーントウばかりで見栄えがしない、という方のワードローブに華を添えます。

03は内羽根フルブローグ。




リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ(革底)38,880円(税込)

内羽根式なので、革靴ビギナーの方が想像されている以上にカッチリして見えます。

イギリス靴のように、穴飾りの穴のひとつひとつも大きくなく、エレガントな雰囲気でまとまっています。

ブラウンをチョイスすればより華やかになり、ジャケパンスタイルに使いやすくなります。

休日のお洒落革靴として使うのにもおすすめです!

04MRCFは外羽根のプレーントウ。



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ(革底) 38,880円(税込)

快活なイメージと誠実な印象にあふれる靴です。

先の3モデル同様にこちらも男性であれば、ぜひ一足あると頼もしい一足です。黒であれば、冠婚葬祭に履いて行っても礼を欠くようなことにはなりません。基本の一足です。

4アイレットというところが、なんともアメリカンな雰囲気で、リーガルがアメリカ発祥のブランドということをこんなところで感じることができます。

全て基本的な靴です。ラスト(木型)は全て同じなので、サイズさえあえば、まとめて購入するのも有りです!

私は当サイトで仕事用の靴は最低3足ではなく、5足は欲しいと常々言っていますが、この4モデルを揃えれば、ほとんど困ることはないでしょう。

グッドイヤーウェルトシューズ製造量 世界一

数年前、世界各国すべてのブランドを抑え、リーガルはグッドイヤーウェルトシューズの製造量が世界一という記録を持っています。

それだけグッドイヤーウェルト製法にこだわりを持っているという点は素晴らしいものがあります。

安心して私がリーガルの靴をおススメできるのもこういったところに理由があります。

20,000円代以下のリーガルと何が違うの?

先述したようにリーガルの靴は、会社の規模が大きいため、安価でも良い素材が使われていることが多いです。

実際20,000円台のリーガルの靴は素晴らしいものがあります。

革靴に興味を持ち始めた方に、先に申し上げておくと、50,000円台の靴と70,000円~100,000円近くする靴を比べたときに、ハッキリとしていて、誰の目に見てもわかるほどの差は意外とありません。

しかし、今ここで取り上げているこの20,000円台のリーガルと30,000円台のリーガルには決定的な差があります。

その差は値段で計り知ることができないほど、大きなもので、10,000円予算を追加して購入しても全く損は無いと断言します。

大きな差①:素材

革のレベルがまず違います。

今オススメしている30,000円台のリーガルにはフランスの優良タンナー、アノネイの革が贅沢に使われています。この価格帯でアノネイの革を使っているメーカーはリーガルを含め、わずか数社です。

20,000円代以下の靴には国産の革が使われていることが多いのですが、この30,000円台にはインポートの革が使われています。

国産の革でもとても質の良いものもありますが、ここで比較しているものでいえば、ヨーロッパと日本の革文化の浸透レベルがハッキリと浮き彫りになり、大きな品質の差がでます。

この30,000円台の革は、キメも細かく、クリームで磨き込むと抜群の光沢感を得ることが出来ます。

逆に20,000円台の靴の革は近づいて見てみると、毛穴が大きく開いていて、毛穴が大きいという事は、表面の凹凸が大きく感じられるため、見た目にスマートではありません。

革の光沢というのは、毛穴にロウ分が入り、そこにブラッシングが加わることで、表面の凹凸が均一になり、毛穴も同時に埋まることで得られるものですが、質の悪い革では、光沢感に乏しく、いくら磨いても満足できるような光り方は得にくいのです。

いくら磨いても思ったように光らない→靴の手入れが粗雑になってくる→どうでもいい服装をする悪い癖が習慣化されてしまう

ということに繋がっていくと思います。

大きな差②:作り込み

誰の目にも触れないじゃん?と思うようなソールの立体的なくびれは、靴全体を見たときに大きな差となります。もちろん歩行もしやすくなります。

ラスト(木型)もより手間暇をかけた素晴らしいものになるので、より美しい靴になります。

1万円多く予算をかけて買う靴から得られるものとは…

さて、大枚をはたいて買う2万円台の靴なのに、さらに予算を1万円以上アップして、2万円代の靴から30,000円台の靴を購入した時に得られるもの…。

それはいったい何なのでしょうか?

この答えは「雰囲気」です。

「雰囲気」

わざわざお洒落なんかしなくたっていいよ、と思う人もいるでしょう。

そんなものを得る為に金を使いたくない、勿体ない、それよりも貯金だとも思うでしょう。

実際、このリーガルの靴に触れる以前の私は多くの方が思う感想と全く同じでした。

しかし、その実際に目で追えるお金の損得勘定に囚われ、その先に気が付けない人が実に多いのですが…

「雰囲気」=「自分自身」なのです。

綺麗で行き届いた雰囲気=自分 と思われるのか

汚い恰好=自分 と思われるのか

この差はあまりに大きいと私は思うのです。

そして「雰囲気」は人に対して与える影響だけではありません。自分自身にも影響を与えます。

より自信を持った自分を作り上げることができます。

その身なりにあった自分を作ろうと頑張れます。

そして、さらに高みのある自分を作ろうと、さらに良い努力を自然とすることができます。

「良い靴を履く」というのは製品を通して、より良い自分を作りあげる自己投資そのものであり、投資の好循環を得ること以外の何物でもないのです。

そのたった1万円で雲泥の差が出る自己投資なのに、たった1万ケチすることで、自分を高めるチャンスを失うのは、大きな機会損失なのです。高級靴を買えということのではありません。靴は必需品です。どうせ履くのならば、自分の佇まいにプラスになるものを履くべきだと私は言いたいです。

「ローマの休日」で主演男優を演じたグレゴリー・ペックが主演した1956年の映画、THE MAN IN THE GRAY FLANNEL SUIT(邦題:灰色の服を着た男)でも、当記事と同じようなことをテーマにしていますが、いつもこの映画を見るたびにしみじみと考えてしまいます。

リーガルのDRCDシリーズはこんな人にオススメです

①価格なりの確実なクオリティを約束されている靴が欲しい人

②価格は出来る限り抑えたい人

③初めて本格靴にトライしてみたいという人

④革靴の重要さに気が付いた人

⑤革靴の違いを感じたい方

⑥土踏まずのフィッティングにこだわる人

⑦足下で周りとワンランク差をつけたい人

書きあげればいくらでも理由はありますがこんなところでしょうか。

まとめ

リーガルの靴は当然日本人向けに作られていますから、フィット感も抜群。

認知度もあり、買って「良い靴を買ったな」と実感できる靴。それがリーガルです。

革靴初心者の方は安心して購入してください。

玄人もうならせるポイントが随所にあります。それだけ確かな靴ですから。

良い靴を履くことでしか得られないものをぜひ確かめてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 01DRCD ストレートチップ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE  「01DRCD」 ストレートチップ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「02DRCD」 クォーターブローグ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EEE 「02DRCD」 クォーターブローグ(革底) 38,880円(税込)




リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ブラウン23.5-27.0cm/EE 「03DRCD」 ウイングチップ(革底)38,880円(税込)



リーガル ブラック23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ(革底) 38,880円(税込)



リーガル ダークブラウン23.5-27.0cm/EE 「04MRCF」 プレーントウ(革底) 38,880円(税込)

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コメント

  1. ヒロヤス より:

    旧旧チャーチを購入したことがきっかけで、こちらのサイトにたどり着きました。

    DRCDシリーズは値段から考えれば本当に格好いい靴ですよね。
    義弟の入学祝でSHETLANDFOXを求めに行った際、横にあったDRCDが素晴らしく思い、そちらを買ったことがあります。
    ご紹介されている内容も同感で、うんうん頷いてしまいました。

    私は革靴に興味を持って5年ほどなのですが、とても内容のある記事を楽しく拝見させていただいております。濃さと更新頻度、素晴らしいです。
    これからも素晴らしい記事をご提供ください。

    • バーリーコーン より:

      ヒロヤス様
      応援のコメントありがとうございます。
      本当に良い靴ですよね。いまだに気に入って履いてます。