今日はかなり気温も下がってきたな~という印象の一日でした。
やはりこんな時に履きたくなるのがブーツですね。
ブーツといえば、やはり秋冬がメインですよね!
今回、紹介するのはチーニーのLAUDALE(ローデール)というブーツです。
CHEANEY(チーニー) LAUDALE(ローデール)
CHEANEY(チーニー)のLAUDALE(ローデール)は丸いトウがカジュアル感を感じさせるブーツです。
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Uチップ型になっており、甲革に使っている革はオイルドレザーになっています。
イギリスの靴というよりかは、アメリカのワークブーツに近い雰囲気をもっています。
「イギリスの靴メーカーがレッドウイングよりももっとこだわって、アメリカンブーツを作ったらこうなりますよ」という感じでしょうか。
アメリカの靴ほどUチップのステッチが荒々しくないため、実に上品な印象がありますね。
さすがにレッドウイングあたりのものとは完成度が違ってきます。何よりも革の風合いですね。革が悪いとどんなにいい靴でも、あまりよく観た目ないですが、
こちらの革はオイルドレザーの中でもにとびっきり良いものをつかっていますから、高級感が自然と出てきます。
レッドウイングとは値段が全然違うのですから、品質の良さの保証は当たり前と言えば当たり前ですが。
プルダウンには刺繍で片足ずつ「JOSEPH CHEANEY」と書かれています。
こういった小さな部分にも行き届いた作り込もイギリス靴にはありません。
ソールはイギリスのハルボロラバー社の代表ラバーソールである、ダイナイトソールがつけられているため、悪天候の中でも足元をしっかりと支えてくれます。
甲革に使われているオイルドレザーは油分をたっぷり含んだ革になるため、雨水などに強く出来ています。
このローデールであれば、多少の雨雪といった天候でも問題なく履けるタフな仕様になっています。
ここまでくると、イギリスの靴では大抵ついてくるのが、ストームウェルトです。
ストームウェルトとはトリッカーズのようなカントリーブーツには必ずといっていいほど、装着されているウェルト周りの細い革のことです。
ストームウェルトがつくことによって、甲革とウェルトの隙間から侵入する雨水や、細かい隙間に入り込んでしまう小石やホコリの侵入を防ぐというやくわりを果たします。
ストームウェルトはこういったブーツ系のイギリス靴にはセットでついてくるようなものですが、このローデールにはストームウェルトがついていません。
やはり見た目的にはイギリス靴というよりも、アメリカのワークブーツを意識したような雰囲気を随所に感じることができます。
360°グッドイヤーウェルト製法になっているため、武骨さは残しつつも、デザインのスマートさを追究している印象です。
ラスト12508
ローデールに使われているラストを紹介しましょう。
ローデールに使われているラストは、ラスト12508というものになります。
チーニーがチャーチ一族によって、買い戻され、プラダグループを抜けた2009年に制作されました。
独自ブランドとして、再び舵を取り始めたチーニーの並々ならぬ意欲を感じさせるラストです。
ラスト12508はチーニーのカジュアルラインに採用されるラストで、イギリス、イタリア、フランス、ドイツ、ベルギーなど、世界的にもベストセラーのチーニーの中でも人気の高いラストです。
ノーズはやや長めで、現代人の足長に合いやすいに出来ています。ウィズも広めのため、日本人の幅広の足には好相性です。
ヒールカップは深めで、履き口を狭くすることによって、足をホールドさせています。
大きくラウンドしたトウになっているため、思ったよりも長く見えすぎないというところがポイントです。
昔の靴のように、見た目もさることながら、中で捨て寸が異様に短く設定されている靴などもあるので、そういったものと比べると履きやすさは段違いに、このラスト12508のほうがいいといえます。
ラスト12508を使用したもので、もっともポピュラーなモデルがAVON(エイボン)というカントリー系の外羽根フルブローグの靴です。
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代表モデルにも使われる、完成度の高いラストを使用したローデールの使い勝手は抜群にいいでしょう。
完全にカジュアルなブーツになりますので、コーディネートはオフスタイルになります。。。
ジーンズのような武骨なスタイルの洋服にあわせるのがグッド!特にリーバイスの501のようなストレートジーンズに合わせると、その印象がまとまりやくなりますから、無理にドレッシーにしないで、休みの日に合わせることが一番大切だと思います。
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こういったケーブルニットでざっくり合わせても、素敵ではないでしょうか。
コーディネートをあれこれ考えて楽しみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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