近頃応援のメッセージをよく頂きます。
気が付くと、もうすぐこのサイトが設立されて半年が経とうとしています。
もっともっと充実させていかなければいけないですね。
ご期待に沿えるよう頑張ります。
さて、今回もちょっとした思ったことを徒然と雑記を書きたいと思います。
今回のテーマはファッションにおいて時折出てくる言葉です。
その言葉とは…
「無造作」
この無造作とはいったい何なのでしょうか。
フランス人が適当に服を脱いであっても、カッコよく見える「あれ」の正体は…?
先日の記事でも触れたジェームズ・ボンドの行為も「無造作」です。
ネクタイを無造作に結んで「小剣ずらし」
なんて言いますが、、、
よほどの手練れのファッション通がやらない限り、ほとんどがただダラシがなく見えるだけな気がします。
と、いうかあんまりしっかりして見えません。
いくら「遊び」とはいうものの、しっかりした誠実な印象を与えるべきネクタイでわざわざマイナスポイントを作る必要もないように思います。
逆にある程度しっかりしたテーラーなんかにいくと、こういうネクタイの結び方をしてる人は1人もいないわけです。
まあ、格式のあるテーラーに勤めている人は、そんな小手先のファッションに手を出しませんし、そもそもそういうものを求めるお客様もいないはずですから、ごく自然にカチッとしたオーソドックスなスタイルになるわけですね。
その他にも「無造作ヘア」なんていうジャンルもありますね。
しかし、これも何だか…?
これに関してはだらしがない、というよりかは「無造作」ではないと思うんですね。
どちらかというと計算して作っているもの。
「無造作」とは名ばかりで、完全に意図的なものなわけです。
それでは「無造作」とはいったい?
銭形警部をみて思った
しかし、日々街を通り過ぎていく人たちをみていると、色々な場面で「無造作」だけど板についていて、しっかりとしているな、と感じることの出来る着こなしをしている人たちはいるのです。
あの正体は何なのだろうか?と考えながら、今しがた帰宅してテレビをつけたら
「ルパン三世 カリオストロの城」がやっています。
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そこで、ふと見た銭形警部を見て、輝けライフ!が思う「無造作」の答えが出たのです。
「無造作」とは考える必要もないほど、自分で徹底的にそのアイテムを使いこんで、自分を形成する「空気」にすること。
その意味で銭形警部はバーバリーのトレンチコートを完全に自分の物にしています。
皆さんもお感じかもしれませんが、日本人の平均的な体格の人がトレンチコートを「着こなそう」と考えるとどんどん自分に合わないような気がしてきてしまいます。
そう思った時、きっと周りの人も「似あってない」と思っていることでしょう。
ハンフリー・ボガートのようには誰もなれないので、あくまでトレンチコートを着るのであれば自分に似合うかどうか最低限の自己分析だけ済ませ、あとは難しく考えずにとにあく着こんで着こみまくることが大切だと思います。
それは以前紹介した「バラクータG9」もそうかもしれません。
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やたら難しく考えてしまいがちなこのブルゾンですが、とにかく自信を持って着こむことが大切です。
そうすれば変に考える必要もなく、板につくようになっていきます。
「無造作」ってこういうこと…なんじゃないのかなぁ?
いろんな角度からの捉え方があるので、これもひとつの答えということで…(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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