Paraboot(パラブーツ) William(ウィリアム) ジョンロブとも関係あり!?

パラブーツのMichael(ミカエル)、Mozine(モジーン)、AVIGNON(アヴィニョン)、Chambord(シャンボード)、REIMS(ランス)と連日パラブーツの名作を紹介しております。

 

みんなパラブーツ大好きですよね。

 

コロコロとした見た目がカジュアルシューズとして使いやすいんでしょう。

 

今回もパラブーツです!(パラブーツネタはお腹一杯という方も今一度お付き合いください!笑)

 

今回もパラブーツの中でも先に述べたモデルと変わらないほど人気の高いモデルです!

 

それはダブルモンクのWilliam(ウィリアム)です。

後述する理由と相まって、数あるパラブーツの靴の中でも人気も認知度も高いモデルです。

 

私はパラブーツのモデルだと、オリジナリティと通っぽい感じが出ているという点(笑)でMozine(モジーン)のチロリアンシューズが好きなのですが、モジーンはウィリアムよりもちょっとマイナーでしょうか…(苦笑)

 

それでは今回はこのウィリアムに焦点を定めて

 

目次

ダブルモンクシューズの元祖といえば…

Paraboot(パラブーツ)のWilliam(ウィリアム)をお話する前に、ダブルモンクシューズの出自をおさらいしましょう。

 

え?それが関係あるのかって?

 

大ありなんです!この知識を蓄えてウィリアムをみれば、ウィリアムがもっと好きになりますよ!

 

…ダブルモンクシューズは、1945年にジョン・ロブの2代目当主のウィリアム・ロブが製作を行ったビスポークからこのデザインは完成したのです。

もともとは稀代の洒落者、ウィンザー公こと英国王エドワード8世のためにウィリアム・ロブが製作したものでした。同公たっての希望から、飛行士の靴、すなわちアビエイターブーツをヒントにロブ氏が編み出したのが、甲サドルにバックル付きのストラップ2本を配するという、当時のドレスシューズでは考えられない斬新なデザインだったのです。

(なお、初めのウィリアムはブーツだったため、その原型も、ジョン・ロブは既製品で展開しています。)


そして、これをマスターピースとし、1982年にレディメイド化したのが、モデル名が同氏のファーストネームに由来する名靴「ウィリアム」であるのです。

 

 

ちなみにシングルモンクストラップシューズは17世紀の修道僧が履いていた靴を起源としているので、同じモンクストラップシューズでも、全く出自は異なる別の体系に位置する靴だとご理解ください。

 

そして、これがパラブーツのウィリアムと大きく繋がっていくのです。

 

パラブーツのウィリアムとジョンロブのウィリアム

さて、そのジョン・ロブのウィリアムと、パラブーツのウィリアムは同じダブルモンクストラップシューズで、同じモデルネームがついています。

果たしてこれは偶然なのでしょうか…?

 

いいえ!これは偶然なんかではありません。

 

ジョン・ロブが既製品のコレクションを開始した時に、作っていたのはジョン・ロブ・ロンドンではなく、エルメス資本となっていたジョン・ロブ・パリです。

→ややこしいジョン・ロブの歴史について詳しくはこちらから

 

ジョン・ロブ・パリはノーザンプトンの元エドワード・グリーンの工場を買い取って、既製品のコレクションを開始したのですが、この工場のみならず、世界の名門ファクトリーにOEMを発注していたのです。

有名なところでいくと、今は無きイタリア靴ブランド、ボノーラもジョン・ロブの既製品を手掛けていました。

 

そして、ジョン・ロブ・パリがウィリアムの製造を委託していたのが、パラブーツであり、ウィリアムを手掛けていたのはまさしくパラブーツだったのです!

それが1995年前後と言われています。

 

コテージラインと言って、ジョン・ロブ・パリのカジュアルシューズラインとして展開していたものです。もう10年近く前に廃盤となったラインです。

 

パラブーツのウィリアムにはこのような背景があったのです。

パラブーツは一時、ジョン・ロブの靴の製造をしなくなり、自然とコテージラインの流れを汲むウィリアムはパラブーツのもとから離れていったのですが、人気ゆえに2001年にパラブーツから一度復刻しました。すると即完売。

再販を待ち望むファンも多かったのですが、甲革の素材調達が難しかったりと、なかなか再販できなかったのですが、パラブーツは満を持して2010年から再販する運びとなったのです。

ファンの人はどれだけ待ち望んだことでしょう…

 

長らく製造を中止していたため、パラブーツオリジナルのラテックスソールによるウィリアムの復活はファンを虜にしました。

 

完全にカジュアルなパラブーツのウィリアム

それではパラブーツのウィリアムを見ていきましょう。

 

ウィリアムに使われることの多い甲革の素材は、デュプイなど優良タンナーから仕入れたグレインレザーです。

 

これによって雨や雪などの悪天候に強くなります。

カントリーな雰囲気も出る為、カジュアル使いには最適です。

 

もちろん作りはパラブーツお得意のノルウィージャンウェルト製法です。

→ノルウィージャンウェルト製法について詳しくはこちらから

 

ノルウィージャンウェルト製法太いすくい縫いの糸は白く、これが大きなアクセントとなります。

 

もちろんソールはパラブーツオリジナルのラテックスから作られるラバーソールです。

 

ウィリアムにはランスやミカエルと同じMARCHE2(マルシェ2)のソールが使われています。

 

マルシェ2はグリップとクッション性に長けており、長く歩いても疲れにくい特性があります。

 

仕事着でも素敵に履いてみよう

このウィリアム、カジュアルシーンですが、ビジネスシーンにも工夫次第で取り込むことができます。

 

グレインレザー×ノルウィージャンウェルト製法×厚いラバーソール

 

この3本立てなので、スーツも負けない重厚感あふれる素材を使いましょう!

 

と、いうことでやっぱりフランネル♪

 

最近なんだかバカの一つ覚えのようにフランネルのスーツを推していますが、フランネルスーツは、はまわりの人を見るとあまり着ていない素材のスーツです。

 

ドレスコードも大して差しさわりないし、暖かいし、お洒落だしで使い勝手が半端なく良いのです。

 

リスレザーのウィリアムであれば、よりカチッとして見えますから、使いやすいでしょう。

 

フランネルスーツとウィリアムには本当に相性がいいので、ぜひ秋冬のビジネスシーンに取り入れてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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