サントーニラストLEVANTEとバックルが気になるシングルモンクシューズを見て！

シングルモンク熱はまだまだ世の中にあふれている！

そう思っています。

心なしか今年はダブルモンクストラップシューズだけでなく、シングルモンクストラップシューズを履いている人が多いような気もします。たぶん私が目ざとくシングルモンクストラップシューズを履いている人を見つけては一人で勝手に納得しているのでそうなっているだけだと思います(笑)

私は相も変わらずウェストバリーとベケットを愛用していますが、他のブランドのシングルモンクストラップシューズも注目して毎日見ています。

特に私がここ最近気になったのは、Santoni(サントーニ)の新作のシングルモンクストラップシューズです。

Santoni　シングルモンクストラップ　ラスト：LEVANTE

サントーニ　ブラック5.0-9.5（23.5-28.0cm）商品コード： B09C16286 ストラップシューズ 138,240円(税込)

サントーニ　ダークブラウン5.0-9.5（23.5-28.0cm）商品コード： B09C16286 ストラップシューズ 138,240円(税込)

さあ、どうでしょう。このシングルモンクストラップシューズは？

「Ω」の文字を模したような非常に大振りなバックルが最大の特徴であることは言わずもがなですね。

ありそうでなかった靴がここにあります。

この靴を履くときはこのバックルが霞まないような着こなしを考えるのが良いと思います。

バックルが非常にアクセントになるという点で、ウェストバリーを履いている経験上からいって、まず無地でプレーンなスーツには合わせないほうがいいと感じます。

LARDINI（ラルディーニ）ウールフレスコチョークストライプ3Bスーツ JI801AQ/C46413 17161003022
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合わせるのであれば、このような柄のハッキリしたチョークストライプや大柄な格子柄であるグレンプレイドのスーツに合うと思います。

そもそもスーツというよりは、カジュアルな雰囲気もあることなので、ジャケパンスタイルなどのカジュアルな装いの方が合わせはしやすいかと思います。

紺色のジャケットとジーンズなんかのアメリカンテイストな装いにもよくマッチするはずです。

使われているラストは2018年の秋冬モデルから初めて搭載された新ラスト、LEVANTE(レヴァンテ)が使われています。

こうして上からみても一目瞭然。インサイドストレートのアウトサイドカーブでラウンドでもなく、スクエアでもない「サスピシャススクエアトウ」というのが特徴です。明らかにイギリス靴を意識したラストシェイプです。

ぶっちゃけていうと、そのフォルムはチャーチのラスト173によく似ています。

チャーチはイタリアにおいては、ラスト173やラスト81といったクラシックフォルムのモデルが大変人気だと聞きますが、なんとなくそれを裏付けしているかのような新ラストとなっています。

ただし、イギリス靴とは違って、ドレッシーで艶やかな雰囲気を感じさせるポイントもあります。それがマッケイ製法で作り上げているという点です。

コバの張り出しがないため、ゴツゴツした印象はありません。

それこそ旧チャーチのラスト73のウェストバリーといったら、コバは出ているわ、捨て寸は短いわでゴロンゴロンして仕方のない靴でした。まあそこがウリと言えばウリなのですが、合わせ方によっては非常にダサくなる靴でもありました。このサントーニのシングルモンクストラップシューズのほうが、明らかにモダナイズされていて現代感もあります。