10月に入って、早くも10日を過ぎ、気温は1度上がっているものの、後半に向けては雨が降ることによって気温も下がり、秋は深まっていくようです。
ここからあっという間に12月へと入っていきますからね。気がついたら1月1日ということもよくあることです。
さて、10月というのは、1年の中でも気温、天候も穏やかで安定しているため、結婚式が多く行われることが多い月なんです。
結婚式で履く靴と言えば、やはり黒のストレートチップです。
先日私も結婚式に出席してきましたが、きちんと磨いた黒のストレートチップ、もしくはプレーントウの靴を履いている人もめっきりすくなくなっていました。
中には茶色の派手な外羽根のウイングチップを履いている人すらいました。
非難めいた書き方になりつつありますが、私は新郎新婦を祝う気持ちを持っていれば、ある程度色んなデザインの靴を履いていても良いと少し思う部分もあります。
しかし、祝う気持ちがあるからこそ、新郎新婦より派手な服装を避けるべきでしょうし、新郎新婦に恥を欠かせないように、きちんと磨き上げた清潔感ある靴を履くべきでしょう。
となると、分別のつく大人が選ぶべき靴は自ずと黒のストレートチップ、もしくは黒の内羽根プレーントウ(次点で外羽根)の靴になるでしょう。
まあ、簡単に一言でまとめるのであれば…
結婚式はお前のファッションショーじゃねえ
ということです。
逆にどんなにカジュアルで良いと言われようと、黒のストレートチップを履いていれば、場違いにはなりませんから、安心して履ける靴と思って間違いないのではないでしょうか。
黒のストレートチップで相応しくない場なんて、
欧米の王侯貴族の式典かノーベル賞授賞式くらいですから
気にする方が無駄です。
そもそも黒のストレートチップでも違いの打ち出し方は様々です。
丸っこいストレートチップを使えば、少々カジュアルな雰囲気になりますし、シュッとしたストレートチップを使えばドレッシーに見えます。
今回紹介するのは、結婚式に最適なドレッシーなストレートチップ。
クロケット&ジョーンズの中でも人気の高いストレートチップ、HALAM(ハラム)を紹介します。
HALLAM(ハラム)
ハラムはメインコレクションに属する靴になります。
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クロケット&ジョーンズのラスト348はイギリス靴がイタリア靴を解釈したフォルムが人気です。
イタリア靴の解釈をよく取り入れるクロケット&ジョーンズの靴の中でも、特に上品なロングノーズになっているのが特徴です。
エッジラインも際立っていてカッコいいですね。
このラスト348のコレクションは007シリーズでよく利用されています。
ジェームズ・ボンドが履くクロケット&ジョーンズの黒のドレスシューズは全てこのラスト348なのです。
イギリス靴にありがちな野暮ったさがこの靴からは感じられません。
もちろん作りはグッドイヤーウェルト製法なので、オールソールによる本底の交換も可能です。
どんな黒のストレートチップの靴を履こうか迷っている時、スマートな靴が良いかな~と思った時はこのクロケット&ジョーンズのハラムはおススメです。
茶色はビジネスシーンで黒靴ばかりでなく、少し柔らかな雰囲気を出したいときにおススメです。
ストレートチップでかなり緊張度の高いデザインであっても、茶色の柔和な色が柔らかさを出してくれます。またラスト348のハラムであれば、艶やかなスマートさが出ますから、イギリス靴にしてイタリア靴のような色気を出すことも可能です。まさにクロケット&ジョーンズの真骨頂といってもいいかもしれません。
どちらの色を選んでも、質は高く、期待を裏切らないことでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。