Church’s(チャーチ) MCPHERSON(マクファーソン) 武骨なフルブローグはいかがでしょうか?

まず、ご挨拶から。

無事当サイトは運営一周年を迎えました。

特に何事もなく…といったところです。

これからも記事更新は定期的に続けていきますので、どうぞこれからも輝けライフ!の応援を宜しくお願い致します。

「継続して物事に取り組む」という事が体に染みついたのか、会社での行動(これは問題 笑)や日々の運動など、今までは3日坊主で終わるようなことも、難なくこなせるようになったことが自分の中で一番の収穫だったかな、と思います。

こうやって自分もサイトも成長していければと考えています。

さて、そんな1周年を迎えて、2年目に向けての記事投稿第一弾は、Church’s(チャーチ)の話をしていきます。

歴史が深いチャーチ、その歴史の深さに比例して、ラストの数も豊富です。

Church’s(チャーチ)のラストは新旧含め、私がパッと思いつく限りで…

002・26・27・29・35・43・50・51・547381828493・100・103・108・119・125・126・133・136・137・138・140・148・149・150・155・160・173・224・69R

このようにざっと30以上ものラストが出てきます。

それだけにそれぞれのラストの特徴もあり、見ているだけで面白いと感じるのです。

運営1周年を迎えた今でも、このサイトで紹介しきれていないラストたちがゴロゴロと転がっているのです。あんまりチャーチの話ばかりしても面白くないので、まだこれから小出しにしながら紹介していくつもりなので、チャーチファンの方は楽しみにお待ちください…。

今回はこのラストの中から、ラスト133というあまり馴染みがないラストを使用した靴を紹介します。

その代表モデルが、MCPHERSON(マクファーソン)です。

Church’s(チャーチ) MCPHERSON(マクファーソン)

Church’s(チャーチ)のMCPHERSON(マクファーソン)は外羽根のフルブローグのデザインです。

使用しているラストはラスト133で、ラスト81を凌ぐボリューム感満点の靴です。

ウィズの感じはラスト103のようにかなりゆったりして、指先にかけても広がりがあります。しかし、捨て寸の短さはラスト81のような短さがあります。

ラスト103とラスト81を足して2で割ったようなラストです。ウィズに対して足長があり、横幅に合わせると指がいつも詰まってしまいがち…という方は避けたほうがいいかもしれません。

とはいっても、ウィズも極端に広いわけではないので、気持ち幅が細めの足の方であれば、問題なく履けると思います。私はサイズはラスト173と同じサイズにしています。ちょっと寸は詰まったような感じがありますが、ラスト81や73といった古い靴のような窮屈さは感じません。

ボリュームのあるラストになるので、カジュアルなブーツなどに採用されることの多いラストとなっています。

このマクファーソンに関しては、同じチャーチで外羽根フルブローグシューズのロングセラー商品であるGrafton(グラフトン)以上にカジュアルな趣になっています。

グラフトンとマクファーソンを比べてみると、グラフトンがシャープに見えるほど、ラストのボリューム感を感じる大きさになっています。

その秘密のひとつがソールにあります。マクファーソンの多くは、ソールがビブラム社の出しているビブラムタンクソールのような、ゴツゴツとしたフルラバーのソールとなっています。

これはコマンドソールといいます。

コマンドソールやタンクソールのようなラバーソールはアウトドア用にも使える強靭かつ実用的なラバーソールです。

これにより、カジュアルな雰囲気が良く出ます。

そしてカジュアル要素を強く引き立てている要因として、紐を通す穴に補強用として付けられるハトメが外ハトメといって、外側につけられているという点が挙げられます。

ワークブーツなどにも散見されるデザインスタイルです。外側から見てすぐわかる金属が武骨な雰囲気を一層引き立てます。

外周をぐるりと1周縫い上げた360°グッドイヤーウェルト製法に加え、ストームウェルトがつくことによって、カントリー感満点な1足となっています。

これだけ頑強な作りなので、マクファーソンに使われる甲革は主にポリッシュドバインダーレザーやスエードといった雨やホコリなどに強い素材です。悪天候においても、全く気にすることなく履くことのできる重戦車のように逞しい靴なのです。

イギリスの靴のため、引き締まった表情があるのですが、少々アメリカ靴っぽいワーク感もチラチラと感じさせる靴ですから、着合わせるのはジーンズなど気を使わないラフな格好に最適かと思います。

アメリカの靴とイギリスの靴の大きな違いは、渋い空気感が強く出るか出ないか、という点だと個人的に感じます。抽象的な表現ではありますが、履けば必ずこの「渋い大人の男」の空気感を感じていただけると確信しています。

引き締まったカジュアルシューズを楽しんでこそ「大人」。

ぜひワードローブに加えてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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