サントーニ今一度ダブルバックルローファーはいかがでしょうか。

タッセルローファーやコインローファーでは捻りがなんとも効いていないと感じる人もいるのではないかと思います。

かくいう私もそんな人間の1人です。

大人になって、コロコロしたローファーは出来る限り履きたくないと思うんです。だって学生みたいだから。

そんな時紳士靴市場に現れた靴が、ダブルモンクストラップスリッポンシューズです。

2016年に人気がでたスタイルでした。

こちらは公式販売サイトでは「ダブルバックルローファー」という名称で紹介がされています。

上からみるとすぐにわかるように、履き口が広く取られています。

ローファーと同じ構造になっていて、ストラップを外さなくてもそのまま履くことができるという点が人気の秘密です。

サイドから見ても、履き口が広いことがよくわかります。

このデザインを世の中にいち早く出して、注目を集めたのがサントーニでした。

こういったリラックス感のある靴を作ることが得意なのは、やはりイタリアですね。

このバックルですが、スリッポンシューズだから全く意味がないかというとそんなこともありません。

引っ張れば、甲を絞ることができるので、ほんの気持ち、サイズ調整ができるようになっています。

とはいえ、普通のダブルモンクストラップの靴ほどは履き心地は変わりませんので、あくまでローファーベースになっているということは念頭に置いていただけると幸いです。

サントーニ　ダブルバックルローファー

ダブルバックルローファーといえば、サントーニを置いて語ることはできません。

2016年はこのスタイルのローファーを、特にイタリア系ブランドの靴は参考にして作っていたものです。

そんな本家サントーニでは、スエードの三色展開となっています。

サントーニのスエードは起毛感がしっかりとあり、スエードの優しい風合いを感じることができるようになっていますので、春夏のハズシとして履くだけでなく、秋冬にウインドウペンのスーツなどと合わせてクラシコイタリア風に装っても素敵だと思います。

日本製定価10.6万 D’URBAN ダーバン r.a.s.o. ウインドウペン柄ヘリンボーンウール100％シングルスーツジャケットパンツ紺 AB4/ki190124_5w A6/ki190124_6w

スリッポンシューズだからといって、何でもかんでも素足履きのように見せればいいというものではないということです。

ラストはCARLOSというラストを使用していて、丸みが強いのが特徴です。可愛らしい雰囲気とセクシーさが共存しています。

イタリアのラウンドトウというと、円がふっくらと大きく描いていて、スクエアにはなっていないことが多いですが、これもまさにそんな靴ですね。

イギリス靴のようなラウンドでもスクエアでもないような曖昧な感じのラストはちょっと珍しく、あまり見ることはないものです。

ですから、このCARLOSのラストシェイプはあくまでイタリア人が好むラウンドトウなのです。

スリッポンシューズにはなりますが、素材感とデザインのおかげで通年履くことの出来る靴になっているので、着合わせも便利です。

ありきたりなスリッポンシューズではなく、何か捻りをきかせた靴が欲しい方にぜひ試していただきたい靴になります。

しかも今ならセールで少し安い！(笑)チャンスですよ～

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